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格闘技・プロレス

ノアGHCタッグ挑戦の清宮海斗&稲村愛輝、ベルト奪取すれば「武道館のメイン」狙う!

どら増田

2020.12.14

GHCタッグに挑戦する清宮(左)と稲村(右)。写真:山内猛

GHCタッグに挑戦する清宮(左)と稲村(右)。写真:山内猛

 プロレスリンク・ノアは19日、愛知・名古屋国際会議場で年内最後のビッグマッチ『THE GIFT 2020 in NAGOYA』を開催する。

 メインイベントではGHCタッグチャンピオン杉浦貴&桜庭和志に、超新星コンビ清宮海斗&稲村愛輝が挑戦する。稲村は10.28東京・後楽園ホール大会で清宮海斗の呼びかけに応じる形で、反体制ユニット金剛を脱退。その後は清宮と行動をともにするようになり、12.1後楽園大会では稲村が「清宮さんチャンスが欲しいです!」と直訴すると清宮は「2人でタッグのベルトを獲りに行くぞ!」と稲村の気持ちに応えたため、今回の挑戦が決定した。

 清宮は『NOAH NEW HOPE』で稲村と対戦した際、「このまま金剛にいていいのか?」と稲村を気にかけていた。「金剛にいる時期が長いなと思ってて、特に変わったことは何もなかったですからね」と清宮は当時を振り返る。稲村も「金剛に入ったことで、敵が増えた分、いろんな方と試合ができました。藤田和之選手や桜庭和志選手とは金剛にいなかったらやってないと思うんですよ。そういう経験は積めましたけど、結果は何もなかったですよね。タイトル(タッグ)にも挑戦しましたけど。金剛のメンバーも中嶋勝彦選手とか征矢学選手とか増えて、僕も埋もれてしまったりしたので、金剛の選手を超えなきゃいけないなと」さらなる上を目指すために金剛を抜けたと語った。
 
 12.6東京・国立代々木競技場第2体育館大会では、8人タッグマッチとはいえ、稲村が“新技”無双で、宮本裕向から3カウントを奪っている。

 この12.6代々木第2大会で、対戦相手となる杉浦は、潮崎豪のGHCヘビー級王座に挑戦。敗れたものの51分超えの死闘を繰り広げた。桜庭は拳王のGHCナショナル王座に挑戦し、ヒザ固めを極めたままブリッジで丸め込まれ3カウントを奪われており、大きなダメージはなさそうだ。

 強力なチームへの挑戦となるが、清宮は「向こうが『あっ!』と思う攻撃をいっぱいやっていきたい。相手が想像できないことをやって、そのままの勢いで獲ってやろうと思っている。勢いプラス、僕と稲村がお互いに考えていることをうまくミックスして、杉浦選手と桜庭選手には意表を突いた攻撃で、プロレス界の未来の力を名古屋で見せつけたい。俺と稲村で名古屋の景色を絶景にします!」と王座獲得に自信を見せる。
 

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