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マラソン・駅伝

1万メートルの平均タイムで箱根駅伝を読む。勢いがあるのは駒大、早大、明大!優勝候補の青学大、東海大は…

生島淳

2020.12.15

関東学連主催の10000m記録挑戦会に臨む選手たち。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

関東学連主催の10000m記録挑戦会に臨む選手たち。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 12月10日。

 毎年、この日は箱根駅伝の記者発表会が行なわれる。今年はオンラインでの開催となったのが残念だったが(例年、発表会の後にティーパーティが行なわれ、貴重な情報収集の場になる)、16人の登録メンバーの発表と同時に、各大学の主務から10000mの上位10人の平均タイムが公表される。

 10000m、上位10人。

 このデータは箱根駅伝に向けて、各大学の実力を計る一つの目安となる。今回の箱根駅伝に参加する合計21チームの平均タイムを上位から順に並べていこう。

●28分台
駒澤大  28分26秒81
明治大  28分31秒78
早稲田大 28分32秒27
中央大  28分38秒65
青山学院大28分47秒19
順天堂大 28分51秒09
日体大  28分51秒61
國學院大 28分56秒65
東洋大  28分58秒10
学生連合 28分59秒23
●29分台
帝京大  29分01秒52
拓殖大  29分05秒07
東京国際大29分05秒37
創価大  29分05秒37
東海大  29分05秒50
神奈川大 29分05秒72
城西大  29分09秒06
山梨学院大29分09秒10
国士舘大 29分16秒84
法政大  29分20秒91
専修大  29分42秒78
 
 今回の箱根駅伝は、全日本大学駅伝の上位5校、駒大、東海大、明大、青学大、早大が優勝を狙う位置につけていると見られ、有力校に東洋大が絡み、さらには予選会の上位校である順天堂大と中大が割って入れるか、という構図になっている。

 このランキングを見ても、駒大、明大、早大に勢いがあるのが分かる。

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