格闘技・プロレス

スターダムの同門対決はドロー!ジュリアは「次はDDMでドームに出たい」と新日本1.5ドーム参戦に意欲!

どら増田

2020.12.21

朱里(左)とジュリア(右)のDDM同門対決終了後、2人で記者会見に応じた。

 女子プロレス団体スターダムは20日、エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)で、年内最後のビッグマッチ『スターダム10周年記念イヤー夢の祭典~プロローグ~OSAKA DREAM CINDERELLA』を開催した。

 セミファイナルでは『2020年度プロレス大賞』女子プロレス大賞を受賞したワンダー・オブ・スターダム王者のジュリアと、SWA世界王者の朱里が、ダブルタイトルマッチで激突。ドンナ・デル・モンド(DDM)同門対決だ。

 試合は両者ともに静かな立ち上がりで、見応えのあるグランドの攻防を展開。朱里がショルダータックルでジュリアを倒すと、ジュリアは額を朱里につけて睨み合い。朱里が打撃を仕掛けると、これを凌いだジュリアは朱里を場外に落として、試合を優位に進めるが、朱里も負けじと打撃でやり返す。
 
 リングに戻り、朱里のキックに悲痛な声をあげるジュリア。朱里は逆片エビ固めでジュリアの腰にダメージを与えが、これを切り抜けたジュリアと蹴り合いに。強引にネックブリーカーで倒すと、コーナーに登りミサイルキックを放つ。ジャーマンホイップを放ち合うなど、一進一退の攻防が続く中、お互いに「痛てぇー」と叫びながらエルボーを打ち合っていく。朱里はジュリアの胸板を容赦なく蹴りまくり、ジュリアはたまらず崩れ落ちる。それでもジュリアを起こして蹴りまくる朱里。

 朱里は花道にジュリアを連れていくとジャーマンを狙うが、ジュリアがグロリアスドライバーで形勢を逆転。カウント19でリングに戻ると、ステルス・バイパーで締めあげるも朱里はエスケープ。スリーパーで捕獲するが、ジュリアがそのままバックドロップ。残り時間5分になっても両者の意地の張り合いは止まらない。最後は朱里が裏拳まで駆使するも2人とも起き上がれずタイムアップ。フルタイムドローとなり、両者防衛となった。試合後は健闘を称え合い一枚の写真に収まり、2人でベルトを掲げると、大きな拍手が沸きあがった。
 

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