1月4、5日、東京ドームで開催された新日本プロレス『レッスルキングダム15』。飯伏幸太は、4日には内藤哲也から、IWGPヘビー級(第73代)・IWGPインターコンチネンタル(第27代)の二冠王座を奪取し、5日には挑戦権利証を持つジェイ・ホワイトに勝利し、真のチャンピオンとなった。
【PHOTO】『WRESTLE KINGDOM 15』48分05秒の激闘で“神”になった飯伏幸太。ジェイ・ホワイトを倒して2冠防衛に成功!
2日間で戦った時間は実に79分23秒。常日頃から公言していた「僕は逃げない!負けない!諦めない!そして、本当の!神になる」という言葉を実現し、試合後には「本当のー!! 神にー!なったー!!」と叫んだ飯伏だが、リングで見せたリアルな“神対応”があった。
それは激闘後、ジェイと入れ替わりにスーツ姿でリングに訪れたSANADAが、飯伏の前に立ちマイクパフォーマンスした時のエピソード。「チャンピオン、こんな時だからこそプロレス界の希望となるSANADAか、からの…」と言葉の途中で噛んでしまった。場内に笑いがこぼれ、SANADAは手を上げ客席に詫びる。さらに大きくなってしまった笑い声と拍手だったが、その時、飯伏は客席に向かって手を上げ、「まぁ、まぁ…」と、笑いを沈めるようなジェスチャーをし、SANADAをフォローした。
再びSANADAが「…希望となるSANADAからの挑戦表明というギフト、受け取っていただけますか?」と言い直すと、飯伏はうなずきながら客席を見渡し、マイクを受け取る。「SANADAさん、僕は、『G1(CLIMAX)』の時、決勝戦、いまも忘れない。僕は、あの時…負けていた(※注:というくらいの接戦だったが試合は飯伏が勝っている)。それは認めます。でも今、僕が持っているのは、この2つの、IWGPインターコンチとIWGPヘビー級のベルト。最強と、最高のベルトが! 今、 僕の手元にあります。僕もSANADAさんと、もっともっと試合がしたい。よろしく」と手を差し出し握手。場内からは温かい拍手が送られた。
飯伏の言葉にもあるように、昨年の『G1 CLIMAX』では『G1』史上最長記録となる試合時間35分12秒の熱い戦いを繰り広げた2人。互いのリスペクトで今後、新日本プロレスの新たなストーリーを紡ぎだしていきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】『WRESTLE KINGDOM 15』48分05秒の激闘で“神”になった飯伏幸太。ジェイ・ホワイトを倒して2冠防衛に成功!
2日間で戦った時間は実に79分23秒。常日頃から公言していた「僕は逃げない!負けない!諦めない!そして、本当の!神になる」という言葉を実現し、試合後には「本当のー!! 神にー!なったー!!」と叫んだ飯伏だが、リングで見せたリアルな“神対応”があった。
それは激闘後、ジェイと入れ替わりにスーツ姿でリングに訪れたSANADAが、飯伏の前に立ちマイクパフォーマンスした時のエピソード。「チャンピオン、こんな時だからこそプロレス界の希望となるSANADAか、からの…」と言葉の途中で噛んでしまった。場内に笑いがこぼれ、SANADAは手を上げ客席に詫びる。さらに大きくなってしまった笑い声と拍手だったが、その時、飯伏は客席に向かって手を上げ、「まぁ、まぁ…」と、笑いを沈めるようなジェスチャーをし、SANADAをフォローした。
再びSANADAが「…希望となるSANADAからの挑戦表明というギフト、受け取っていただけますか?」と言い直すと、飯伏はうなずきながら客席を見渡し、マイクを受け取る。「SANADAさん、僕は、『G1(CLIMAX)』の時、決勝戦、いまも忘れない。僕は、あの時…負けていた(※注:というくらいの接戦だったが試合は飯伏が勝っている)。それは認めます。でも今、僕が持っているのは、この2つの、IWGPインターコンチとIWGPヘビー級のベルト。最強と、最高のベルトが! 今、 僕の手元にあります。僕もSANADAさんと、もっともっと試合がしたい。よろしく」と手を差し出し握手。場内からは温かい拍手が送られた。
飯伏の言葉にもあるように、昨年の『G1 CLIMAX』では『G1』史上最長記録となる試合時間35分12秒の熱い戦いを繰り広げた2人。互いのリスペクトで今後、新日本プロレスの新たなストーリーを紡ぎだしていきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部