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格闘技・プロレス

新日本 オカダ・カズチカ「離れたファンを、俺とEVILの戦いで引き戻そう」暴走EVILとの再戦を訴える

どら増田

2021.01.19

オカダは暴走するEVILとの再戦で離れたファンを戻そうと声を上げた。(C)新日本プロレス

オカダは暴走するEVILとの再戦で離れたファンを戻そうと声を上げた。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは17日、新シリーズ『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール大会を開催した。

 第3試合ではオカダ・カズチカ&石井智宏&YOSHI-HASHIのCHAOSが、EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷のバレットクラブと対戦した。
 
 1.6東京・TDCホール大会で遺恨が再燃したオカダとEVIL。17日、後楽園大会の試合後にオカダは「オカダに対して燃えてるのかな?EVILは」と語っており、バレットクラブの暴走を正したいオカダにとって、手応えはあったようだ。ちなみに今シリーズ両者のシングルマッチは組まれてないが、連日両者が絡んだタッグマッチが組まれている。

 試合はバレットクラブがダーティーなファイトで試合を支配しようとするが、CHAOSも徹底抗戦。終盤、東郷がスポイラーズチョーカーを取り出すも、石井がジャーマンでこれを阻止するとEVILもジャーマンで投げて、裕二郎はYOSHI-HASHIがラリアットで場外に落とす。最後は一人残された東郷をオカダがドロップキックからのマネークリップで捕獲してギブアップ勝ち。CHAOSが勝利を収めた。

【PHOTO】『WRESTLE KINGDOM 15』35分越えの激闘を制したのはオカダ
 バックステージでオカダは「『2020 年、新日本プロレス、ファンが離れていってしまってんじゃないの?』と、 僕が去年言いましたけど、まぁ簡単な話、原因は俺でしょう。俺が『ニュージャパンカップ』 で負けてしまって、その勢いのままEVILがチャンピオンになって、あそこで俺が勝っていれば、もっと新日本プロレス、楽しくなってたはずなのに、俺が負けてしまって……」とファン離れの理由は自分自身に原因があったと語る。

「まぁ強くなきゃ、この新日本プロレスの中で生きていけないから、そういう意味でも、しっかりとまた改めて、俺が上に行くために、もう一度EVIL戦やらせてもらって、そしてEVIL、二冠チャンピオン……“元”二冠チャンピオンか…。ちげーだろ? まだまだできるだろ。俺がしっかり胸貸してやるよ。離れてしまったファンを、 俺とEVILの戦いで引き戻そうぜ」とEVILとの再戦を訴えた。

 一方、EVILは持参したパイプイスに座り、東郷はノドを押さえて激しく咳き込みながら、その横に座り込む。「オカダ、オマエ、俺と東郷が一緒にいると、そんなに怖えぇのか?オマエはよぉ、人間性がクズだな。わかるだろ、オマエ!」と叫ぶと、東郷とともに控室へ去った。

 オカダがEVILに敗れたのは昨年7.11大阪城ホール大会だった。新日本は2.27、2.28と大阪城2連戦の開催を予定しており、オカダからすれば大阪城で乱れた流れを大阪城で正したい気持ちがあるのかもしれない。

◆新日本プロレス◆
『Road to THE NEW BEGINNING』
2021年1月17日
東京・後楽園ホール
観衆 396人
▼6人タッグマッチ(20分1本勝負)
○オカダ・カズチカ&石井智宏&YOSHI-HASHI(13分05秒 マネークリップ)EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷●

文●どら増田
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