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格闘技・プロレス

新日本 石井智宏がジェイを威嚇「たった1回の失敗で現実から目を背き、挙げ句は逃亡か!」

どら増田

2021.02.04

試合後やバックステージでも抗争を繰り広げた石井とジェイ。(C)新日本プロレス

試合後やバックステージでも抗争を繰り広げた石井とジェイ。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは3日、『Road to THE NEW BEGINNING』後半戦を東京・後楽園ホール大会にて開催した。

 第2試合はオカダ・カズチカ&矢野通&石井智宏のCHAOSと、EVIL&ジェイ・ホワイト&高橋裕二郎のバレットクラブが対決。当初、ディック東郷が出場予定だったが、2.2後楽園大会で復活し、NEVER6人タッグ挑戦(2.11広島サンプラザ大会でタマ・トンガ&タンガ・ロアとのトリオで挑戦が決定)をブチ上げたジェイが、急遽参戦することに。

 前日、YOSHI-HASHIがTKOされた怒りが収まらない石井は、入場と同時にジェイに突っかかり、いきなり激しい乱戦に。場外でも石井は襲っていくが、ジェイもラフ殺法で譲らない。リング上でも金具剥き出しのコーナーに石井を打ちつけるなど、ジェイも石井を狙っていく。シングルを熱望しているオカダとEVILも激しくやり合う中、終盤、混戦模様の中、矢野がエプロンから介入してきたディック東郷と裕二郎を同士討ちさせると、レフェリーが東郷を見ている隙に裕二郎をローブローからの丸め込みで勝利した。

 試合後、石井は放送席の後藤洋央紀と共に、ジェイに番外戦を仕掛けると、倒れたジェイにNEVER6人タッグのベルトを見せつけた。するとジェイはヤングライオンにイスで八つ当たりしながらバックステージへ。

【動画】試合後、解説の後藤洋央紀も加わって場外で大乱闘!
 
 石井は「小僧、元気そうだなオイ! それにしても随分長い間、逃げ回ってたな。おかあちゃんにでも慰めてもらってたのかオラ! たった1回の失敗で現実から目を背き、挙げ句は逃亡か。笑かすなコノヤロー! オイ、オメーの喧嘩、買ってやるよ。あ、オメーじゃねえな、オメーらの喧嘩だな。(NEVER6人タッグベルト)獲りに来いよ。オイ、それから小僧、今んとこブレードランナー2つだな、覚えてるぞ」とNEVER6人タッグ王者としての威厳を見せる。

 一方ジェイは「あれはダブルスタンダードじゃないのか? 何が起きたのかハッキリ教えてやる。もし立場が逆だったら、もし仮に俺が試合後、CHAOSに攻撃を仕掛けたとしたら、ヤングライオンとレフェリーは全力で俺を止めるだろう! でもゴングが鳴った後だというのに、ゲイブとツジは止めにも入らずただ突っ立って、俺がアイツらに一方的に攻撃されるのを見ていた」と試合後の攻撃に不満を言うと、石井が再び「うるせえ!」とバックステージでも攻め立てた。

 さらにジェイは「新日本と新たな契約を結んだばかりだと言うのに、なぜ新日本はこんなにも俺を邪険に扱うんだ?」と会社の自分に対する扱いに不満タラタラだ。

 石井&後藤&YOSHI-HASHIは、NEVER6人タッグ王座を、残虐さが増したジェイ率いるバレットクラブ相手に守り切ることができるのか?ここからの前哨戦は全て見逃せない。

◆新日本プロレス◆
『Road to THE NEW BEGINNING』
2021年2月3日
東京・後楽園ホール
▼6人タッグマッチ(20分1本勝負)
オカダ・カズチカ&石井智宏&○矢野通(11分07秒 横入り式エビ固め)EVIL&ジェイ・ホワイト&高橋裕二郎●

文●どら増田

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