格闘技・プロレス

【LEGEND】「めちゃくちゃいい刺激いただきました」京口紘人が“激闘王”八重樫東と激しい打ち合い。スパー対決に感謝

THE DIGEST編集部

2021.02.11

エキシビションマッチ『LEGEND』で京口(右)と八重樫(左)が対戦した。(C)Getty Images

 2月11日、ボクシングのエキシビションマッチ『LEGEND』が東京・国立代々木競技場第一体育館で行なわれ、第2試合ではWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人と、元世界3階級制覇王者で現大橋ジムトレーナーの八重樫東氏が対戦した。

 ヘッドギアを装着しての3分×3ラウンド、スパーリング形式で行なわれた同試合。京口は序盤から積極的に攻撃を仕掛けるが、八重樫氏も下がらず意地のボディーで応戦する。最終ラウンドは、両者ともに前に出て手数を増やし、現役さながらの打ち合いを披露。残り1分ではさらにギアを上げ、試合終了までハイレベルな攻防で会場を沸かせた。
 
 試合後、昨年9月に引退を表明していた八重樫氏は「疲れました」と素直な感想を口にし、「なんとか戦い抜くことができました。ありがとうございました」と感謝のコメント。一方、対戦した京口は「八重樫さん、引退してるのに本当にありがとうございました。めちゃくちゃいい刺激いただきました」とメッセージを送っている。

 来月には、米テキサス州ダラスで3度目の防衛戦を控える京口。「自分の中で今回のイベントというのは大事な一日」と思いを語り、「アメリカでの防衛戦前という大事な時期かもしれないですけど、こんなにレジェンドの八重樫さんが餞別という形で参加していただけたので感謝の言葉しか出ないですね」と振り返っている。

構成●THE DIGEST編集部