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「ユズルもメッシも異星人だ!」羽生結弦の“圧倒的な偉業”を露メディアが絶賛! 世界選手権での4回転アクセルは!?

THE DIGEST編集部

2021.02.14

来月の世界選手権に出場予定の羽生。史上初の4回転アクセルへの挑戦に露メディアが注目した。 写真:森田直樹/アフロスポーツ

 昨年末に行なわれた『全日本フィギュアスケート選手権』で合計319.36点をマークし、5年ぶり5度目の優勝を飾った羽生結弦。26歳となったいまも次々と金字塔を打ち立てるパイオニアに、海外メディアも熱い緯線を送っている。

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 今回、羽生を取り上げたのはロシア・メディア『Sports Daily』のアンナ・コロブコワ記者だ。同記者は「世の中には不可解な事象が多々あるが、ユズル・ハニュウもそのひとつである」と言い、「サッカー界におけるリオネル・メッシが異星人であるなら、ハニュウもまた、遠い未知の惑星からやってきたフィギュアスケート界のエイリアンだ」と評し、その並外れた才能を称えた。

 続けて「誇張した表現ではない、ユズルが初めて成し遂げた偉業の数々を振り返れば、彼がいかにパイオニアであったかが分かるだろう」とし、8つの輝かしい実績を紹介。ショートプログラムで史上初めて100点を超えた快挙をはじめ、史上初の4回転ループの成功や、66年ぶりに五輪連覇を果たした事実などを列挙している。
 
 時系列で幼少期からのヒストリーを綴り、その苦悩と成功の歴史を紐解いた。そして最後に「彼はちょうどいま、勢いに乗っている。ふたたびその芸術でファンに歓喜をもたらそうとしているのだ」と記し、「誰もが称賛する現状に満足などしない。彼は史上初となる4回転アクセルの成功を新たな目標を設定した」と伝えている。

 来月22日、スウェーデンのストックホルムで開幕する『世界選手権』に参戦予定の羽生。そこで「世紀の偉業を目撃できるかもしれない」と期待を寄せる一方で、「今シーズン、ユズルは4回転アクセルについていっさい話してないけれども」と書き添えている。

 日本の至宝への注目度は高まるばかりだが、果たして、史上初の4回転アクセルが見られる日は訪れるのだろうか?

構成●THE DIGEST編集部