今月20日に開幕するラグビートップリーグ。トヨタ自動車では、ニュージーランド代表の元主将キーラン・リードとオーストラリア代表主将マイケル・フーパーがチームメイトとしてプレーする。長年ライバルとして対戦してきた両選手の共演に、海外メディアも注目しているようだ。

　ラグビー専門メディア『ラグビーパス』は、「ブレディスローカップ（ニュージーランドとオーストラリアの対抗戦）を奪い合った両選手が共に戦うのは、とても興味深い状況だ」とし、さらに「かつてのライバルであるマイケル・フーパーと対戦するのではなく、一緒にプレーすることは、彼にとってより魅力的であるはずだ」とリードの心境を推察した。
  　実際にふたりの関係は良好なようだ。同メディアは、「とても上手くやっている」というオンライン取材でのリードの言葉を紹介し、あわせて「常に敵として戦ってきた私たちを、多くの日本人選手がいじってくる」とチームに溶け込んでいる様子も明かしている。

　通算では22試合、主将同士としては2017年から2019年の間に計８度、国際舞台で対戦した両選手。チームメイトとなった今年、トップリーグでどのような連携を見せるのか。トヨタ自動車は開幕戦で日本代表主将のマイケル・リーチが所属する東芝と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部