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ラグビー

【トップリーグ1節】パナソニックが好発進、7トライを挙げリコーに大勝!タレント軍団対決はトヨタ自動車に軍配

THE DIGEST編集部

2021.02.20

稲垣(写真)ら複数の日本代表選手を擁するパナソニックが、下馬評通りの力を見せつけて快勝した。(C)Getty Images

稲垣(写真)ら複数の日本代表選手を擁するパナソニックが、下馬評通りの力を見せつけて快勝した。(C)Getty Images

 20日、ラグビー・トップリーグが開幕。第1節の5試合が行われた。優勝候補の一角、パナソニックなどが好スタートを切った。
 
 秩父宮ラグビー場で行われたパナソニックとリコーの開幕戦において、先手を取ったのはリコーだった。開始早々、キーガン・ファリアがトライを挙げると、マット・マッガーンのコンバージョンも決まり、7点を先制した。
 
 一方のパナソニックは9分、松田力也のペナルティゴールで3点を返す。さらに、22分には布巻峻介がトライを決め逆転に成功。33分には内田啓介のトライ、37分の松田のペナルティゴールで加点し、前半を20-7で折り返した。
 
 後半も開始早々リコーのファリアがこの日2つ目のトライを挙げ、反撃の口火を切る。それでも、その後はパナソニックがペースを取り返し、終始試合を優位に運んだ。55分には途中出場の福井翔大、60分にはジャック・コーネルセンが立て続けにトライ。63分には日本代表・福岡堅樹が走り切り、得点を重ねた。
 
 終わってみれば、前後半合わせて7トライを挙げたパナソニックが55-14で大勝という結果に。立ち上がりの良かったリコーは、パナソニックの猛攻を防ぎきれなかった。

 神戸製鋼対NECの試合は、前半は壮絶な点の取り合いに。亀山亮依のトライで先制したNECに対し、神戸製鋼は中島イシレリ、ラファエレ・ティモシーの日本代表コンビで反撃。28-26とリードして迎えた後半、新加入の元NZ代表ベン・スミスのトライなどで神戸製鋼が追加点を挙げた。NECも78分以降に2トライを挙げるなど維持を見せたが、一歩及ばなかった。最終的に47-38で神戸製鋼が試合を制している。
 
 トヨタ自動車対東芝は、前半立て続けに3トライを奪ったトヨタ自動車が、一時21-0まで差を広げる。24-7とトヨタ自動車リードで始まった後半は一転、東芝ペースに。セタ・タマニバル、ジャック・ストラトンの連続トライで猛追。8点差の35分には日本代表リーチ・マイケルがトライを挙げ、1点差に迫った。その後も東芝が猛攻を仕掛けたが、わずかに届かず。34-33でトヨタ自動車に軍配が上がった。

 NTTコム対ホンダは前半、互いに点を取り合う接戦に。NTTコムに新加入の元スコットランド代表グレイグ・レイドローが2本のコンバージョンを決めるなど、19-13とNTTリードで折り返す。後半は一転、NTTコムの一方的な展開に。10分、レイドローのペナルティゴールで突き放すと、その後20分、33分、40分にトライが飛び出し、41-13と差を広げて試合を締めた。

 クボタ対サニックスは、序盤は競り合う展開も、前半終了間際に末永健雄のトライでクボタが勝ち越し。17―7で開始した後半も、3分のマルコム・マークスを皮切りに4トライを挙げクボタが加点。64分以降、宗像サニックスも2つトライを返したが、反撃及ばず17-43で黒星を喫した。

 20日の結果は下記のとおり。

【ホワイトカンファレンス】
パナソニック55-14リコー/秩父宮ラグビー場
神戸製鋼47-38NEC/東大阪市花園ラグビー場
【レッドカンファレンス】
トヨタ自動車34-33東芝/パロマ瑞穂ラグビー場
NTTコム41-13ホンダ/江東区夢の島競技場
クボタ43-17宗像サニックス/中台運動公園陸上競技場
 
構成●THE DIGEST編集部

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