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格闘技・プロレス

オスプレイがSANADAとの技巧派対決を制す!次なる敵手フィンレーも「俺はレベルが違う」と格下扱い【新日本NJC】

どら増田

2021.03.19

SANADAとの接戦を、自慢のテクニックとスピードで制したオスプレイ。試合後には準決勝の相手フィンレーに宣戦を布告した。 (C)新日本プロレス

SANADAとの接戦を、自慢のテクニックとスピードで制したオスプレイ。試合後には準決勝の相手フィンレーに宣戦を布告した。 (C)新日本プロレス

 新日本プロレスは18日、春の最強戦士決定トーナメント『ニュージャパンカップ2021』(NJC)のツインメッセ静岡北館大会を開催。注目のメインイベントでは、『ニュージャパンカップ』準々決勝で、SANADAとウィル・オスプレイが対戦した。

 ハイレベルなテクニックを持つ両者は、序盤から目まぐるしい技術の応酬を展開。一進一退の攻防が続いたなかで迎えた終盤、SANADAはSkull Endからラウンディング・ボディプレスを繰り出すが、これをヒザで迎撃したオスプレイがオスカッターで反撃するも、SANADAはカウント2でなんとか返す。

 ここでラッシュを仕掛けたのはオスプレイだった。チェルシーグリン(ネックブリーカーの体勢からの後頭部へのエルボー)を叩き込むと、深いダメージを負ったSANADAに、最後は必殺のストームブレイカーを炸裂させてカウント3を奪った。

 難敵との接戦を制して準決勝に進出したオスプレイは試合後に、「あのフィンレーがジェイ・ホワイトに勝っただと?ふざけているのか?フィンレー、ジェイからの勝利おめでとう。でも俺とジェイでは次元が違う」と宣言。

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 さらに「オマエのシンデレラストーリーもここまでだ。俺は一番強い相手と闘いたいんだ。みんな忘れるなよ!ウィル・オスプレイは“レベルが違う”!」とフィンレーを格下扱いしたうえで、かつて自身の兄貴分だったオカダ・カズチカの名フレーズを使って挑発した。

 来る3月20日に宮城のゼピオアリーナ仙台大会で行なわれる準決勝で、ジェイ・ホワイトを破ったデビッド・フィンレーと対戦するオスプレイは、決勝を含めて残り2戦をクリアすれば、飯伏幸太が保持しているIWGP世界ヘビー級のベルトが見えて来る。

 CHAOSを脱退し、新ユニット『ユナイテッド・エンパイア』を率いているオスプレイにとっては、NJCを制して、己の存在感を強めたいところだ。

◆新日本プロレス◆
『ニュージャパンカップ2021』
2021年3月18日
静岡・ツインメッセ静岡 北館
観衆 555人
▼『ニュージャパンカップ2021』準々決勝戦(時間無制限1本勝負)
●SANADA(18分56秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ○
※ストームブレイカー
※オスプレイが準決勝進出。

文●どら増田

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