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フィギュア

「今日は今日で出し切れた」羽生結弦がSP首位に安堵!4年ぶりVに向け「ひとつ残らず置いてこれたら」と意気込み

THE DIGEST編集部

2021.03.26

106・98点でSPトップに立った羽生結弦。27日にフリーが行なわれる。(C)Getty Images

106・98点でSPトップに立った羽生結弦。27日にフリーが行なわれる。(C)Getty Images

 スウェーデンのストックホルムで開催されているフィギュアスケートの世界選手権。現地3月25日、男子ショートプログラム(SP)で、4年ぶり3度目の頂点を目指す羽生結弦が106・98点で首位に立った。

 最終グループの2番手で登場した羽生は、アップテンポな「Let Me Entertain You」のロックナンバーに合わせて完璧な演技を披露した。4回転サルコー、4回転+3回転トゥーループのコンビネーション、トリプルアクセルと全てのジャンプに成功。ステップやスピンでは躍動感を見せると、フィニッシュ後は無観客ながら関係者からスタンディングオベーションを浴びた。

 演技後のフラッシュンインタビューで、「今日は今日で出し切れたと思うので、1日休んで万全な体調にしてからまたフリーでも表現したいことだったり、自分の目指している演技をひとつ残らずここに置いてこれたら」とフリースケーティング(FS)に向けて意気込みを語った。
 
 ブライアン・オーサーコーチと今大会の開催地で合流していた羽生は、「全日本の時よりも凄く精神的にも安定して、一つひとつ丁寧に出来ると思う」と自信をのぞかせ、「曲自体から、またはプログラム自体から感じられる背景だったり、皆さんの中に残っている記憶だったり、想い出だったりそういったものが、少しでも想起させられるようなものになったらいいな」と想いを明かした。

 SPを終え、日本から参加する鍵山優真が2位、宇野昌磨が6位につけた。現在2連覇中のネイサン・チェン(米国)は転倒が響き3位としている。FSは日本時間27日19時から随時演技が開始される。

構成●THE DIGEST編集部 

【PHOTO】4年ぶり3度目の優勝を狙う羽生結弦のシニアデビューから現在をプレイバック!
 
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