3月26日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・第12戦(ヒルサイズ=HS102メートル)がロシアのチャイコフスキーで開催され、日本のエース高梨沙羅が合計234.8点で2位とした。これで90年代に活躍した男子のヤンネ・アホネン(フィンランド)が保持していたW杯歴代最多記録を抜き、109度目の表彰台に立った。
【PHOTO】4年ぶり5度目のW杯総合優勝を目指すスキージャンパー、高梨沙羅の厳選フォトを一挙紹介!
前週ニジニ・タギルで行なわれた2連戦を2位、3位と安定した成績を収めた高梨。迎えた今大会の1本目は94.5メートルで116.8点の2位つけると、続く2本目も94.5メートルで合計234.8点とした。しかし2本のジャンプで高梨を上回ったマリタ・クラマー(オーストリア)に23.3点及ばず、2位で終えた。クラマーはこれで3戦連続優勝を飾った。
今季のW杯ランキングでは、高梨が80ポイント加算されてニカ・クリズナー(スロベニア)を抜き、再びトップに躍り出た(826pt)。クリズナーは今大会3位のため、高梨と15ポイント差の2位(811pt)に後退している。またクラマーが凄まじい追い上げで、現在760ptとしている。
3月28日に今季最終戦が控えている。高梨が4年ぶり5度目の総合優勝(年間王者)で、クリスタルグローブを手にするのか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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前週ニジニ・タギルで行なわれた2連戦を2位、3位と安定した成績を収めた高梨。迎えた今大会の1本目は94.5メートルで116.8点の2位つけると、続く2本目も94.5メートルで合計234.8点とした。しかし2本のジャンプで高梨を上回ったマリタ・クラマー(オーストリア)に23.3点及ばず、2位で終えた。クラマーはこれで3戦連続優勝を飾った。
今季のW杯ランキングでは、高梨が80ポイント加算されてニカ・クリズナー(スロベニア)を抜き、再びトップに躍り出た(826pt)。クリズナーは今大会3位のため、高梨と15ポイント差の2位(811pt)に後退している。またクラマーが凄まじい追い上げで、現在760ptとしている。
3月28日に今季最終戦が控えている。高梨が4年ぶり5度目の総合優勝(年間王者)で、クリスタルグローブを手にするのか注目だ。
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