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高梨沙羅が2位!ヤンネ・アホネンを抜き、W杯歴代最多「109度目」の表彰台!【W杯ジャンプ女子個人戦】

THE DIGEST編集部

2021.03.26

W杯ランキングでは2位とした高梨。28日の最終戦で総合優勝が決まる。(C)Getty Images

 3月26日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・第12戦(ヒルサイズ=HS102メートル)がロシアのチャイコフスキーで開催され、日本のエース高梨沙羅が合計234.8点で2位とした。これで90年代に活躍した男子のヤンネ・アホネン(フィンランド)が保持していたW杯歴代最多記録を抜き、109度目の表彰台に立った。

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 前週ニジニ・タギルで行なわれた2連戦を2位、3位と安定した成績を収めた高梨。迎えた今大会の1本目は94.5メートルで116.8点の2位つけると、続く2本目も94.5メートルで合計234.8点とした。しかし2本のジャンプで高梨を上回ったマリタ・クラマー(オーストリア)に23.3点及ばず、2位で終えた。クラマーはこれで3戦連続優勝を飾った。
 
 今季のW杯ランキングでは、高梨が80ポイント加算されてニカ・クリズナー(スロベニア)を抜き、再びトップに躍り出た(826pt)。クリズナーは今大会3位のため、高梨と15ポイント差の2位(811pt)に後退している。またクラマーが凄まじい追い上げで、現在760ptとしている。

 3月28日に今季最終戦が控えている。高梨が4年ぶり5度目の総合優勝(年間王者)で、クリスタルグローブを手にするのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部