ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・第12戦(ヒルサイズ=HS102メートル)が、現地3月26日、ロシアのチャイコフスキーで行なわれた。日本のエース高梨沙羅が94.5メートルを2本飛び、合計234.8点で2位を記録。W杯歴代最多記録となる109度目の表彰台に立った。
【PHOTO】4年ぶり5度目のW杯総合優勝を目指すスキージャンパー、高梨沙羅の厳選フォトを一挙紹介!
この偉業にポーランドのスポーツWEBメディア「SPORT.PL」が「アホネンの驚くべき記録が破られた!」と銘打った記事を掲載し、ヤンネ・アホネン氏(フィンランド)の記録(108回)を抜いた高梨を「サラ・タカナシの驚くべき偉業だ!」と称えた。
アホネンは1993年12月19日にスイスのエンゲルベルクで勝利して以来、実に16年もの歳月をかけて2010年1月6日に108回という表彰台記録をつくったのに対し、24歳の高梨は僅か9年2か月と20日で、それを上回る109回を達成している。同メディアは、女子ワールドカップが創設された「2011-12シーズン以来、ワールドカップ全大会の66%で表彰台に立っている」と驚異的な早さで記録を更新したと綴った。
高梨は他にも歴代最多勝利数(60勝)を保持している。今季のW総合優勝(年間王者)争いは、最終戦までもつれ込む熱戦となっているが、もし高梨が優勝すれば、男女最多の5回目だ。クリスタルグローブをかけた注目の争いは、日曜日に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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この偉業にポーランドのスポーツWEBメディア「SPORT.PL」が「アホネンの驚くべき記録が破られた!」と銘打った記事を掲載し、ヤンネ・アホネン氏(フィンランド)の記録(108回)を抜いた高梨を「サラ・タカナシの驚くべき偉業だ!」と称えた。
アホネンは1993年12月19日にスイスのエンゲルベルクで勝利して以来、実に16年もの歳月をかけて2010年1月6日に108回という表彰台記録をつくったのに対し、24歳の高梨は僅か9年2か月と20日で、それを上回る109回を達成している。同メディアは、女子ワールドカップが創設された「2011-12シーズン以来、ワールドカップ全大会の66%で表彰台に立っている」と驚異的な早さで記録を更新したと綴った。
高梨は他にも歴代最多勝利数(60勝)を保持している。今季のW総合優勝(年間王者)争いは、最終戦までもつれ込む熱戦となっているが、もし高梨が優勝すれば、男女最多の5回目だ。クリスタルグローブをかけた注目の争いは、日曜日に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部