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池江璃花子、3年ぶりの日本選手権で4種目に挑む!100メートル自由形は「確実にタイムも上がってくる!」と自信

THE DIGEST編集部

2021.04.02

4月3日開幕の日本選手権。池江にとっては3年ぶりの檜舞台だ。(C)Getty Images

 東京五輪代表選考会を兼ねる競泳の「日本選手権」が4月3日、東京アクアティクスセンターにて開幕する。完全復活を目ざす池江璃花子(ルネサンス)が、大会を明日に控えた2日、オンライン会見に臨んだ。

 今回池江は、同大会派遣記録を突破した4種目(50メートル自由形、100メートル自由形、50メートルバタフライ、100メートルバタフライ)すべてにエントリー。特に「100の自由形が個人的には一番楽しみな種目」と挙げた。パリ五輪での飛躍を見据える池江だけに、東京五輪出場のプレッシャーは感じていない。「他の選手はオリンピック選考会という重圧があると思うんですけど、私の中では日本選手権に出場するということの方が大きいので、他の選手より気持ち的にはラクに楽しめるんじゃないかな」と語る。

 2018年以来3年ぶりの出場だ。1月の「北島康介杯」で記録した55秒35より「確実にタイムも上がってくると思いますし、どこまで自分がタイムを上げられるのかという楽しみがものすごく大きい」と自信をのぞかせた。
 
「1か月前くらいから日本選手権のことを考えると緊張してたんですけど、それがある意味自分の中の今までのルーティン的なものだったので、こんな感じだったなという懐かしいなという気持ちにも浸りながら、この試合に挑めるんじゃないかな」と、純粋に出場することへの喜びを表わした。

 昨夏から復帰レースを重ねるごとに記録を伸ばしている池江。今大会ではどのような活躍を見せてくれるだろうか。大会初日の3日は、100メートルバタフライの予選と準決勝に出場する予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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