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「最後ヘロヘロに…」瀬戸大也、200mバタフライでも東京五輪代表内定も“納得の泳ぎ”はお預け

THE DIGEST編集部

2021.04.06

200メートルバタフライでも東京五輪代表とした瀬戸。(C)Getty Images

 競泳の東京五輪代表選考会を兼ねる『日本選手権』第4日(4月6日、東京アクアティクスセンター)が開催された。注目の瀬戸大也(TEAM DAIYA)が、男子200メートルバタフライ決勝で、1分55秒20で2位とした。

 準々決勝では1分55秒56の全体2位で決勝へと進めた瀬戸。迎えた決勝では、スタートから快調にとばすも小堀勇気(ミズノ)がリードする展開で進んだ。100メートル過ぎにトップに立ったが、最後は本多灯(ATSC.YW)が瀬戸をかわし1分54秒88の1着フィニッシュ。

 瀬戸は1分55秒20で2位としたが、派遣標準記録(1分56秒25)を上回ったため、既に五輪代表に決まっている200メートル、400メートル個人メドレーに加え、3種目での代表入りとした。
 
 試合後のフラッシュインタビューで「このタイムで決まったのはラッキーだなと思います」と納得のいかない表情を浮かべた。続けて「対乳酸の練習が出来ていないので最後の50メートルがヘロヘロになってしまったりした」と反省を口にし、「しっかり夏に向けて強化して、夏はもっといいタイムでメダルを獲りたい」と五輪への意気込み語った。

構成●THE DIGEST編集部

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