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池江璃花子が100m自由形を全体1位で決勝進出!「予選から思った以上」と2種目で“王座奪還”に自信を見せる

THE DIGEST編集部

2021.04.07

予選、準決勝ともに全体1位で通過した、池江。(C)Getty Images

予選、準決勝ともに全体1位で通過した、池江。(C)Getty Images

 競泳の東京五輪代表選考会を兼ねる『日本選手権』の5日目、注目の池江璃花子(ルネサンス)が女子100メートル自由形準決勝に登場し、全体1位で決勝へと駒を進めた。

 大会前の会見では、1月の『北島康介杯』の55秒35よりも「確実にタイムも上がってくると思いますし、どこまで自分がタイムを上げられるのか楽しみ」と自信を口にしていた池江。午前中に行なわれた予選では宣言通り、復帰後の自己ベスト54秒30で泳ぎをみせていた。

 午後の準決勝は2組目の4レーンで出場。スタートから抑えたペースで入ると、50メートルを7番手でターン。後半は怒涛の追い上げをみせ、一気に6人をかわし、54秒36の1着でゴールした。レース後には「前半は流して後半上げる」というレースプランで臨んだことを明かした。
 
 予選から好調ぶりを見せる池江は、「100の王座奪還はまだ先になると思っていた」と胸の内を語り、「予選から思った以上に速かったので、この感じでいくと53秒台はマストで出るかな」と自信をつけた様子だ。木曜日の決勝に向け「2種目でしっかり(王座)奪還できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 すでに400メートルメドレーリレーで五輪代表に内定する池江。注目のレースは8日17時5分開始だ。

構成●THE DIGEST編集部

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