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「日本を誇り高いものにした」松山英樹の偉大なるマスターズ制覇に“伝説”タイガー・ウッズも脱帽!「この歴史的な勝利は…」

THE DIGEST編集部

2021.04.12

栄光の勝者となった松山(右)に、ゴルフ界の生ける伝説であるウッズ(左)も賛辞を贈った。(C) Getty Images

 日本人初、いやアジア人史上初の快挙を成し遂げた。

 現地4月11日、PFAツアーのメジャー『マスターズ』は最終日を迎え、2位と4打差の首位でスタートした松山英樹は、4バーディ・5ボギーと大いに苦しみながらもリードを堅守。最終的に2位と1打差の通算10アンダーで初優勝を飾った。

 ザンダー・シャウフレとウィル・ザラトリスの猛追を受け、想像しがたいプレッシャーに「最初から最後まで緊張しっぱなしだった」という松山。それでも最終的に4バーディ、5ボギーの「73」で回る堅実さが光り、栄光のグリーンジャケットに袖を通したのである。

 日本人が初めてマスターズに挑戦してから85年――。ようやくその壁を破った29歳には、ゴルフ界の偉大なるレジェンドからも賛辞が集まっている。そのなかでもとりわけ熱っぽくメッセージを送ったのが、メジャー通算15度の優勝回数を誇るタイガー・ウッズだ。

【動画】松山英樹が悲願のメジャー初制覇!マスターズ最終日の"全「73」ショット"
 2008年にジャック・ニクラスに続く史上2人目のトリプルグランドスラム達成し、生涯獲得賞金額が歴代1位となる1億1830万9570ドル(約132億5067万円)に達している文字通りのレジェンドは、松山の優勝決定後に熱いメッセージを送ったと英公共放送『BBC』が伝えている。

「日本を誇り高いものにしたヒデキ。君と君の国にとっての偉大なる成果を祝いたい。そして、この歴史的なマスターズでの勝利はゴルフ界全体に影響を及ぼすだろう」

 日本人最高位だった4位を一気に塗り替えてもなお、「もっと僕も勝てるように頑張っていく」と高みを目指す松山。伝説的ゴルファーからも賛辞を贈られる理由は、飽くなき向上心にあるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
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