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モータースポーツ

角田裕毅らルーキーの「ミス」について元F1ドライバーがレギュレーションに問題ありと主張!「世界選手権に相応しくない」

THE DIGEST編集部

2021.04.23

単独スピンで順位を落としたイモラでの走りに、マルコ顧問は「角田は傲慢だった」と厳しい評価を下していた。(C)Getty Images

単独スピンで順位を落としたイモラでの走りに、マルコ顧問は「角田は傲慢だった」と厳しい評価を下していた。(C)Getty Images

 F1第2戦のエミリア・ロマーニャ・グランプリ、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はデビュー戦となった開幕戦バーレーンGPに続くポイント獲得が期待されたが、単独スピンなどでチャンスを逸し、悔しい12位に終わった。

 予選、決勝で無理にプッシュして車をクラッシュさせたり、順位を落としたりしたことについて、20歳の日本人ドライバーは「自分自身に腹が立つ」と反省。一方、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問は「非常に愚かなミス」「角田は傲慢だった」と、これまでの賛辞とは打って変わった厳しい評価を下し、また現地メディアも「新人らしい凡ミス」と報じた。

 会場となったイモラは、今冬のプライベートテストなどで多くの周回を重ねており、「目を瞑っていても走れる」と豪語するほどに、角田にとっては慣れ親しんだコースだった。加えてファエンツァに本拠地を置くアルファタウリにとっては「ホームレース」でもあり、そういったことが彼に必要以上なプッシュを強いたという可能性も否めないだろう。
 
 このように「勝手知ったるコースであるがゆえ……」という見方をする者は少なくないが、70年代から80年代にかけてエンサイン、アロウズ、ブラバムでF1に参戦した元ドライバーのマルク・スレールは違う見解を示している(『planetf1』より)。

 エンサイン時代にはファステストラップも記録したスイス人の元ドライバーは、角田の一連のミス、そして同じルーキーであるハースのミック・シューマッハーやニキータ・マゼピンが幾度もスピンを喫していることについて、今季よりプレシーズンテストが短縮されたことでF1マシンに慣れることができないままシーズンに臨まざるを得なかったことが原因だと主張する。

 昨季まで6日間だったプレシーズンテストは、支出の削減を目的に3日間と半減。ひとりのドライバーに与えられた時間はその半分であり、スレールは「若いドライバーがわずか1日半で車に慣れることができるだろうか?こんな状況でルーキーたちが自信を持ってレースに臨めると考えるのは馬鹿げている」と語った。
 
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