来る5月3日と4日、新日本プロレスは『レスリングどんたく2021』を福岡国際センターで開催する。
いずれも壮絶な抗争が繰り広げられてきた注目カードが満載だ。3日には、棚橋弘至の保持するNEVER無差別級王座にジェイ・ホワイトが挑戦する。
今年3月15日の『ニュージャパンカップ2021』(NJC)2回戦(後楽園ホール大会)で激突した両雄は、約1か月半に渡って遺恨を深めてきた。
挑戦者のジェイは、3.21宮城・エコパアリーナ仙台大会で「俺が次に目指すのは史上初の4冠王だ」と宣言。そしてタナハシへ「これまでIWGP USヘビー、インターコンチネンタル、そしてIWGPヘビーのベルトを巻いてきた。残すはひとつ。オマエは俺に借りがあるだろ? 俺はオマエに勝ったんだから、NEVER王座に挑戦する権利がある!」と宣戦布告した。
さらに「タナはもう残りの短いオッサンだ」と挑発を繰り返すジェイに棚橋も呼応。先月4日の両国国技館大会で行なわれたタッグマッチ後にテキサスクローバーでタップアウトを奪うと、「チャレンジを受けてやる。なぜなら俺のテキサスクローバーでタップアウトするからだ! すなわち“JTO(ジェイ・タップアウト)”」と不敵な笑みを浮かべながら挑戦を受諾したのだ。
5月15日の横浜スタジアム大会でのメインイベント出場を目指している棚橋。それだけに絶対負けられない一戦となるが、マインドゲームで優位に立った感もあるジェイの策略にハマれば……。
【動画】棚橋に自慢のマッスルポーズで挑発! ジェイの大胆不敵な行動はこちら また、同日にはIWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイが、鷹木信悟との初防衛戦に挑む。3月の『ニュージャパンカップ2021』で初戴冠を飾った“トリックスター”は、両国大会で飯伏との激闘を制し、IWGP世界ヘビーを奪取。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで新日本の主役級に躍り出た。
そして、飯伏撃破後に「借りを返させてもらおう、オカダ!」と、自身が1.4東京ドーム大会で敗れているオカダ・カズチカへのリベンジを宣言。しかし、そこにオカダからNJC1回戦(3.6太田)で勝利を収めている鷹木が登場する。
鷹木は「東京ドームでオカダに負けたリベンジか。バカ野郎、そんなモン誰も覚えてねえんだ! そんなオカダが挑戦できるなら『ニュージャパンカップ』、全戦メインイベント、さらには見事、初の準優勝のこの俺にも……、いやいやいやいやいや、俺のほうが挑戦権利あるよな!」と“鷹木式論理”を展開でアピールした。
さらに鷹木が「心配するな、オカダ!このクソ野郎からこのベルトを獲った暁には、初防衛はオマエを指名してやる」と告げると、これを受けてオスプレイは「まずはシンゴだ。その次にオマエ(オカダ)とやってやる」と宣言し、対戦が決定した。
ここまでの前哨戦では、鷹木が所属するユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、オスプレイが率いるユナイテッド・エンパイアの全面抗争に発展。そのなかでのシングルマッチではロスインゴが2勝0敗と負けなしと分がいい。
仲間である内藤哲也、SANADAによってもたらされた勢いを鷹木は活かせるか。それともオスプレイが執念で勝利を掴み取るのか。オカダの待つ東京ドームに進むのはどちらになるか注目だ。
文●どら増田
いずれも壮絶な抗争が繰り広げられてきた注目カードが満載だ。3日には、棚橋弘至の保持するNEVER無差別級王座にジェイ・ホワイトが挑戦する。
今年3月15日の『ニュージャパンカップ2021』(NJC)2回戦(後楽園ホール大会)で激突した両雄は、約1か月半に渡って遺恨を深めてきた。
挑戦者のジェイは、3.21宮城・エコパアリーナ仙台大会で「俺が次に目指すのは史上初の4冠王だ」と宣言。そしてタナハシへ「これまでIWGP USヘビー、インターコンチネンタル、そしてIWGPヘビーのベルトを巻いてきた。残すはひとつ。オマエは俺に借りがあるだろ? 俺はオマエに勝ったんだから、NEVER王座に挑戦する権利がある!」と宣戦布告した。
さらに「タナはもう残りの短いオッサンだ」と挑発を繰り返すジェイに棚橋も呼応。先月4日の両国国技館大会で行なわれたタッグマッチ後にテキサスクローバーでタップアウトを奪うと、「チャレンジを受けてやる。なぜなら俺のテキサスクローバーでタップアウトするからだ! すなわち“JTO(ジェイ・タップアウト)”」と不敵な笑みを浮かべながら挑戦を受諾したのだ。
5月15日の横浜スタジアム大会でのメインイベント出場を目指している棚橋。それだけに絶対負けられない一戦となるが、マインドゲームで優位に立った感もあるジェイの策略にハマれば……。
【動画】棚橋に自慢のマッスルポーズで挑発! ジェイの大胆不敵な行動はこちら また、同日にはIWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイが、鷹木信悟との初防衛戦に挑む。3月の『ニュージャパンカップ2021』で初戴冠を飾った“トリックスター”は、両国大会で飯伏との激闘を制し、IWGP世界ヘビーを奪取。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで新日本の主役級に躍り出た。
そして、飯伏撃破後に「借りを返させてもらおう、オカダ!」と、自身が1.4東京ドーム大会で敗れているオカダ・カズチカへのリベンジを宣言。しかし、そこにオカダからNJC1回戦(3.6太田)で勝利を収めている鷹木が登場する。
鷹木は「東京ドームでオカダに負けたリベンジか。バカ野郎、そんなモン誰も覚えてねえんだ! そんなオカダが挑戦できるなら『ニュージャパンカップ』、全戦メインイベント、さらには見事、初の準優勝のこの俺にも……、いやいやいやいやいや、俺のほうが挑戦権利あるよな!」と“鷹木式論理”を展開でアピールした。
さらに鷹木が「心配するな、オカダ!このクソ野郎からこのベルトを獲った暁には、初防衛はオマエを指名してやる」と告げると、これを受けてオスプレイは「まずはシンゴだ。その次にオマエ(オカダ)とやってやる」と宣言し、対戦が決定した。
ここまでの前哨戦では、鷹木が所属するユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、オスプレイが率いるユナイテッド・エンパイアの全面抗争に発展。そのなかでのシングルマッチではロスインゴが2勝0敗と負けなしと分がいい。
仲間である内藤哲也、SANADAによってもたらされた勢いを鷹木は活かせるか。それともオスプレイが執念で勝利を掴み取るのか。オカダの待つ東京ドームに進むのはどちらになるか注目だ。
文●どら増田