5月1日、有明アリーナでバレーボールの東京五輪テスト大会を兼ねた『日本代表国際親善試合~東京チャレンジ2021~』が行なわれた。世界ランキング1位の中国を相手に臨んだ女子日本代表は、セットカウント3-0(16-25、18-25、29-31、)のストレート負けを喫した。
東京五輪で2大会ぶりにメダルを目標とする火の鳥NIPPONは、およそ1年半ぶりの国際試合で2016年リオ五輪金メダル位の中国を相手に選んだ。第1、第2セットは世界最高峰のパワーと高さに阻まれ、思うようなプレーが出来ず、中国が主導権を握る形でゲームは展開。リベロの小幡真子を中心にボールを拾い、古賀紗理那や黒後愛らが随所でスパイクを決めるも、大差で2セットを落とした。
このままでは終われない、ホスト日本。第3セットからセッターをベテラン田代に代え、エース古賀を中心に石井優希、長岡望悠らが打ちぬくスパイクに加え、フェイントで相手を翻弄させると、この日初めて24-22と先にマッチポイント。しかし中国はデュースに持ち込み、最後はエース古賀のスパイクをブロックする形で29-31と逆転し、王者のプライドを示した。
試合後、解説を務めた竹下佳江さんは「3セット目は、本当に価値のあるゲームだと思います。1、2セット目も含めて課題も見えましたし、先に繋がるゲームになったんじゃないかなと思います」と評価。
またベンチから終始熱い声援を送っていた中田久美監督は「やはり高い攻撃力のあるチームに対しての点数の取り方っていうのは、これからも強化していかないといけないと改めて思いました」と敗戦を受け止めた。
火の鳥NIPPONは、5月25日からイタリアで約1か月間、FIVBネーションズリーグを戦い、その後東京五輪を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
【女子バレーボールPHOTO】日本対中国|1年半ぶりの国際試合!中国の圧倒的な高さの前にストレート負けを喫するも終盤驚異の粘りを披露…!
東京五輪で2大会ぶりにメダルを目標とする火の鳥NIPPONは、およそ1年半ぶりの国際試合で2016年リオ五輪金メダル位の中国を相手に選んだ。第1、第2セットは世界最高峰のパワーと高さに阻まれ、思うようなプレーが出来ず、中国が主導権を握る形でゲームは展開。リベロの小幡真子を中心にボールを拾い、古賀紗理那や黒後愛らが随所でスパイクを決めるも、大差で2セットを落とした。
このままでは終われない、ホスト日本。第3セットからセッターをベテラン田代に代え、エース古賀を中心に石井優希、長岡望悠らが打ちぬくスパイクに加え、フェイントで相手を翻弄させると、この日初めて24-22と先にマッチポイント。しかし中国はデュースに持ち込み、最後はエース古賀のスパイクをブロックする形で29-31と逆転し、王者のプライドを示した。
試合後、解説を務めた竹下佳江さんは「3セット目は、本当に価値のあるゲームだと思います。1、2セット目も含めて課題も見えましたし、先に繋がるゲームになったんじゃないかなと思います」と評価。
またベンチから終始熱い声援を送っていた中田久美監督は「やはり高い攻撃力のあるチームに対しての点数の取り方っていうのは、これからも強化していかないといけないと改めて思いました」と敗戦を受け止めた。
火の鳥NIPPONは、5月25日からイタリアで約1か月間、FIVBネーションズリーグを戦い、その後東京五輪を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
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