5月2日、有明アリーナで、東京五輪のテストを兼ねたバレーボールの親善試合が開催された。中国と対戦した男子日本代表は、セットカウント3-1で勝利を飾った。
フルセットの末に快哉を叫んだ前日と同様に髙橋藍や西田有志といった若手を抜擢した日本。この試合でも10センチ以上もある平均身長差がある相手に苦戦を強いられながらも、スピーディーなバレーで終始リードを確保。終盤の4連続ポイントもあって、25-20で第1セットをもぎ取った。
迎えた第2セットも序盤から主導権を握った日本。一方の中国も高さを利した世界クラスの破壊力を持った攻撃で食い下がる。まさに一進一退の攻防が続いたなかで、中垣内ジャパンはクイックやバックアタックなど多彩な攻撃を駆使。中盤以降は「次世代エース」の高橋が躍動し、相手を着実に突き放し、第2セットは危なげなく勝ち取った。
勝負の第3セット。日本は高橋を下げてベテランの福澤達哉をコートへ送り出すも、意地を見せる中国にペースを握られてしまう。終盤に相手のミスも絡んで3点差までに迫ったものの、最後は21-25で落とした。
立ち上がりからシーソーゲームとなった第4セットは、手に汗握るサイドアウトが続く。我慢比べの様相を呈していったなかで日本に流れをもたらしたのは、やはり19歳の俊英だった。11、12点と同セット最初の連続ポイントをあげると、同点とされた直後に2連続で強烈なスパイクを決めた。
前日に国際試合デビューを飾ったばかりの高橋。そんな新鋭の活躍に触発されたチームは、追い上げにかかる中国の反攻をシャットアウト。最終的に25-20で第4セットを勝ち取った。
中国を相手に連勝を飾った日本。試合後のインタビューで中垣内監督は、「今日は昨日よりも良い入りだった」と手応えを口にしたうえで、チームに流れをもたらした高橋を称えた。
「1セット目のスタートから高橋の連続スパイクでポイントを重ねられた。正直、ちょっとびっくりしたというか、良い意味で驚かされました。これからが楽しみですね」
東京五輪までは最終メンバー入りを懸けた競争は続くが、本番が楽しみになる連勝劇だった。
構成●THE DIGEST編集部
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迎えた第2セットも序盤から主導権を握った日本。一方の中国も高さを利した世界クラスの破壊力を持った攻撃で食い下がる。まさに一進一退の攻防が続いたなかで、中垣内ジャパンはクイックやバックアタックなど多彩な攻撃を駆使。中盤以降は「次世代エース」の高橋が躍動し、相手を着実に突き放し、第2セットは危なげなく勝ち取った。
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立ち上がりからシーソーゲームとなった第4セットは、手に汗握るサイドアウトが続く。我慢比べの様相を呈していったなかで日本に流れをもたらしたのは、やはり19歳の俊英だった。11、12点と同セット最初の連続ポイントをあげると、同点とされた直後に2連続で強烈なスパイクを決めた。
前日に国際試合デビューを飾ったばかりの高橋。そんな新鋭の活躍に触発されたチームは、追い上げにかかる中国の反攻をシャットアウト。最終的に25-20で第4セットを勝ち取った。
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「1セット目のスタートから高橋の連続スパイクでポイントを重ねられた。正直、ちょっとびっくりしたというか、良い意味で驚かされました。これからが楽しみですね」
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