5月3日、陸上の『日本選手権・10000m』が静岡のエコパスタジアムにて開催された。男子は伊藤達彦が27分33秒42で優勝し、東京五輪の代表に内定を決めた。
【PHOTO】東京五輪での躍動を期す陸上スターたちを一挙紹介!
序盤から、オープン参加の海外選手2人が、五輪派遣標準タイム(27分28秒00)を狙う速いペースで展開。大きな縦長の集団になるも、伊藤は前方でレースを進めた。徐々に人数が絞られ、7000メートル手前で日本人先頭争いは、駒澤大学の鈴木芽吹と田澤廉、伊藤の3人となった。ラスト700メートルで伊藤が一気にギアを上げ、後続を大きく引き離しそのままフィニッシュ。昨年の同大会で派遣標準記録を突破し、五輪の切符を手にした。
レース後、伊藤は「1月のニューイヤー駅伝で疲労骨折して、そこから2か月半走れなかったんですけど、正直諦めていました。自分にはちょっと無理かなと思っていた」と大会前の気持ちを吐露。
それでもチームスタッフやトレーナーなどのサポートのおかげで「なんとか怪我も克服して、今回良い成績を収めることが出来ました」と喜びを口にした。続けて「何より地元でたくさんの応援をしてくれたおかげで自分は走れたと思うので、本当に感謝しています」と地元ファンに向けて感謝の言葉を何度も発した。
なおレースは田澤が27分39秒21で2位、3位は鈴木が27分41秒68、4位は旭化成の市田孝が27分54秒45が続いた。
構成●THE DIGEST編集部
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序盤から、オープン参加の海外選手2人が、五輪派遣標準タイム(27分28秒00)を狙う速いペースで展開。大きな縦長の集団になるも、伊藤は前方でレースを進めた。徐々に人数が絞られ、7000メートル手前で日本人先頭争いは、駒澤大学の鈴木芽吹と田澤廉、伊藤の3人となった。ラスト700メートルで伊藤が一気にギアを上げ、後続を大きく引き離しそのままフィニッシュ。昨年の同大会で派遣標準記録を突破し、五輪の切符を手にした。
レース後、伊藤は「1月のニューイヤー駅伝で疲労骨折して、そこから2か月半走れなかったんですけど、正直諦めていました。自分にはちょっと無理かなと思っていた」と大会前の気持ちを吐露。
それでもチームスタッフやトレーナーなどのサポートのおかげで「なんとか怪我も克服して、今回良い成績を収めることが出来ました」と喜びを口にした。続けて「何より地元でたくさんの応援をしてくれたおかげで自分は走れたと思うので、本当に感謝しています」と地元ファンに向けて感謝の言葉を何度も発した。
なおレースは田澤が27分39秒21で2位、3位は鈴木が27分41秒68、4位は旭化成の市田孝が27分54秒45が続いた。
構成●THE DIGEST編集部