５月９日、東京五輪の陸上競技テストイベント『READY STEADY TOKYO』が国立競技場で開催。三浦龍司（順天堂大２年）が、男子3000メートル障害で８分17秒47の日本新記録を樹立し、東京五輪参加標準記録（８分22秒00）を突破した。
序盤から攻めた入りをした三浦。中盤ややペースが落ち、リオ五輪代表の塩尻和也に先頭を譲るも、2000メートル付近で再びトップへ。ラストの１周の鐘とともに、１段階ギアを上げ切り替えると、後続を大きく引き離しフィニッシュ。これで岩水嘉孝が持つ日本記録を18年ぶりに塗り替えた。
レース後、三浦は「自分の予想していたタイムよりさらに上回った結果だったので、凄く嬉しいです」と率直に喜びを口にし、続けて「スパートは自分の磨いていた所でもあったので、それが積極的なレースの中で発揮できたのは収穫」と冷静にレース運びを振り返った。
五輪会場となる同競技場は、日本では珍しく水濠が内側に設置されている。同環境で初のレースとなった三浦は、「環境に慣れるのもひとつですし、国際大会の雰囲気というか、大きな大会の雰囲気を掴むことが出来たので、これをバネにオリンピックに向けて練習をやっていきたい」と意気込みを語った。
なおレースは、フィレモン・キプラガットが８分21秒46で２位、３位は山口浩勢が８分22秒39と続いた。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】東京五輪での躍動を期す陸上スターたちを一挙紹介！
序盤から攻めた入りをした三浦。中盤ややペースが落ち、リオ五輪代表の塩尻和也に先頭を譲るも、2000メートル付近で再びトップへ。ラストの１周の鐘とともに、１段階ギアを上げ切り替えると、後続を大きく引き離しフィニッシュ。これで岩水嘉孝が持つ日本記録を18年ぶりに塗り替えた。
レース後、三浦は「自分の予想していたタイムよりさらに上回った結果だったので、凄く嬉しいです」と率直に喜びを口にし、続けて「スパートは自分の磨いていた所でもあったので、それが積極的なレースの中で発揮できたのは収穫」と冷静にレース運びを振り返った。
五輪会場となる同競技場は、日本では珍しく水濠が内側に設置されている。同環境で初のレースとなった三浦は、「環境に慣れるのもひとつですし、国際大会の雰囲気というか、大きな大会の雰囲気を掴むことが出来たので、これをバネにオリンピックに向けて練習をやっていきたい」と意気込みを語った。
なおレースは、フィレモン・キプラガットが８分21秒46で２位、３位は山口浩勢が８分22秒39と続いた。
構成●THE DIGEST編集部
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