専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
ラグビー

「かつての仲間同士の戦いに」師弟対決が実現するトップリーグプレーオフ準決勝に海外メディアも注目!

THE DIGEST編集部

2021.05.10

トヨタ自動車のフーパーは、ワラビーズデビュー時の指揮官ディーンズHC率いるパナソニックとの一戦に挑む。 (C) Getty Images

トヨタ自動車のフーパーは、ワラビーズデビュー時の指揮官ディーンズHC率いるパナソニックとの一戦に挑む。 (C) Getty Images

 ラグビートップリーグは、5月8、9日にプレーオフ準々決勝3試合を開催。勝利したパナソニック、トヨタ自動車、クボタと、対戦相手の新型コロナウイルス感染の影響で試合不成立となったサントリーの計4チームが準決勝に進出した。
 
 ラグビー専門サイト『RugbyPass』は、「かつての仲間同士の戦いになる」と、15日に行なわれるパナソニック対トヨタ自動車戦に注目している。
 
 パナソニックにはオーストラリアゆかりの選手が5人在籍。対するトヨタ自動車には元ワラビーズキャプテンのマイケル・フーパーが所属している。この状況を「ステート・オブ・オリジン(オーストラリアの州対抗オールスター戦)のミニ版が日本で行なわれる」と表現し、同胞対決を大きく取り上げた。
 
 さらに、この対戦は、かつての師弟対決でもある。フーパーは、パナソニックのロビー・ディーンズHCがワラビーズを率いていた2012年に代表初選出。その5年前には、同じくトヨタ自動車のキーラン・リードが、ディーンズ氏のクルセイダーズでスーパーラグビーデビューを果たしている。
 
 世界最高峰の舞台で共に勝利を目指した選手や指導者が、袂を分かち、遠く離れた日本で激突する。15日の花園には、遠く南半球からも熱い視線が注がれることだろう。

構成●THE DIGEST編集部

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号