日本ラグビーフットボール協会が４月12日、2021年度の日本代表候補52名を発表。ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ（HC）は、６月26日に控えるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦に向けて「ものすごく胸躍る気持ち」と熱く語った。

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　４年に一度編成される“ドリームチーム”とのテストマッチの価値を「チームにとって非常に特別な機会」と語ったジョセフHC。今回は堀江翔太、流大ら10名の2019年W杯メンバーが外れたが、「これによって、次の選手層にいるプレーヤーには、全力をぶつけて代表レベルでプレーできることを示すチャンスが与えられます」と選考の意図を明かしている。

　さらに今回のスコッドに「経験値のあるプレーヤーと今後代表でプレーしていくポテンシャルを持つプレーヤーのバランスがうまく取れています」と自信を覗かせた指揮官は、「これからの２年でチームの層を厚くしていく必要があり、今回のスコットランド遠征はそのスタート地点に過ぎません」と、新チームの出発点であることを強調した。

　また、トップリーグのプレーオフトーナメント終了後には、35名に絞った最終スコッドを発表するという。
  　今回発表された日本代表候補と、今後のスケジュールは以下のとおり。

【日本代表候補】
■FW：29名
〈PR〉淺岡俊亮、稲垣啓太、ヴァル・アサエリ愛、垣永真之介、北川賢吾、具智元、中島イシレリ、クレイグ・ミラー、森川由起乙
〈HO〉坂手淳史、中村駿太、彦坂圭克、堀越康介
〈LO〉マーク・アボット、ヴィンピー・ファンデルヴァルト、長谷川崚太、ヘル・ウヴェ、ジェームス・ムーア、リアキ・モリ
〈FL〉小澤直輝、ベン・ガンター、ジャック・コーネルセン、松橋周平、ピーター・ラブスカフニ、リーチ・マイケル
〈No.8〉テビタ・タタフ、ナエアタ・ルイ、アマナキ・レレイ・マフィ、姫野和樹

■BK：23名
〈SH〉荒井康植、小山大輝、齋藤直人、茂野海人
〈SO〉田村優、前田土芽、松田力也
〈WTB〉江見翔太、ジョネ・ナイカブラ、シオサイア・フィフィタ、中野将伍、松島幸太朗、アタアタ・モエアキオラ、レメキ・ロマノ・ラヴァ
〈CTB〉梶村祐介、シェーン・ゲイツ、中村亮土、ディラン・ライリー、ラファエレ・ティモシー
〈FB〉尾﨑晟也、野口竜司、ゲラード・ファンデンヒーファー、山中亮平

【今後のスケジュール】
５月24日：合宿メンバー発表
５月26日～６月８日：合宿 （大分県別府市）
６月12日：強化試合 （エコパスタジアム／静岡県）
６月16日～： スコットランド遠征
６月26日：ブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズ戦 （BT Murrayfield／スコットランド・エディンバラ）

構成●THE DIGEST編集部