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モータースポーツ

「鈴鹿が待ち遠しい」調子を上げる角田裕毅がF1キャリアに言及!「レーサーになっていなかったら?」の質問には…

THE DIGEST編集部

2021.06.14

アゼルバイジャンGPで自己最高の7位に入った角田。今後の3連戦では、さらなる上位進出を狙う。(C)Getty Images

アゼルバイジャンGPで自己最高の7位に入った角田。今後の3連戦では、さらなる上位進出を狙う。(C)Getty Images

 F1第6戦アゼルバイジャンGPで自己最高の7位入賞を果たしたスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。全セッションで速さを見せたことで、以前のような各国メディアからの高い評価を取り戻しつつある日本人ルーキーは、今週末からのフランスGP、シュタイアーマルクGP、オーストリアGPという3連戦に向けて英気を養いながら、準備を進めている。

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 11日にはレッドブルのシミュレーションレースイベント「レッドブル・ホームストレッチ」に参加し、元トロロッソ・ドライバーのスコット・スピードとの接戦を制した様子がアルファタウリの公式サイトでも紹介されるなど、サーキットの外でも様々な活動を日々行なっている。

 先週は英国のモータースポーツ専門メディア『Paddock.』のインタビューを受け、これまでのキャリアを振り返った他、ドライバーとしての側面やパーソナリティーの部分についても明かしている。

「バーレーンでは予選で良いラップをまとめられたことで成功したデビューを飾れましたが、イモラの予選でクラッシュして少し自信を失いました」とF1キャリアの“アップダウン”に言及し、話題となったイタリアへの移動については「チームが近くにいて、エンジニアと今まで以上に話せるということで、週末のレースの準備がさらにスムーズになります。これは前進であり、多くの利点があると思います」とポジティブに捉えている。

 母国・日本についても触れ、「昨年に比べて日本のレースファンが盛り上がっているのはSNSでも感じられ、とても素晴らしいことです。ホームの観衆の前で走るのが夢なので、鈴鹿での日本GPが待ち遠しいです」と語った。
 
 もしレーサーになっていなかったら? という質問に対しては「おそらく、サッカー選手かシェフのどちらかを目指していたと思います。食べ物や料理に興味があるからです」と回答。前者については、チームがバーレーンGP後に公開した動画の中でもボール捌きを披露して「バルセロナの皆さん、連絡待っています」と冗談で語っているように、サッカー好きであることは知られている。

 お気に入りの選手は「パウロ・ディバラとクリスチアーノ・ロナウド」という彼は、「チームよりも、選手個々が好きです」と言いながらも、「どれかひとつを選ばなければならないなら、やっぱりユベントスですね」と、2選手の所属チームを挙げるが、「(ユベントスのライバルである)ミラノ勢(ミランとインテル)のファンがたくさんいるので、殴られないよう気を付けなければなりません(笑)」と、彼らしいユーモアも忘れていない。

 ちなみに、F1ドライバーの好きなサッカーチームはこれまでにも多くのメディアが紹介しており、主なところでは、ルイス・ハミルトンがアーセナル、マックス・フェルスタッペンはPSV、セルジオ・ペレスはクラブ・アメリカ、セバスティアン・ヴェッテルはフランクフルト、シャルル・ルクレールはモナコ、カルロス・サインツはレアル・マドリー、フェルナンド・アロンソはマドリーとオビエド、ジョージ・ラッセルはウォルバーハンプトン、といったところが知られている。

構成●THE DIGEST編集部

【関連動画】アゼルバイジャンGPで2強がまさかの…フェルスタッペンのクラッシュ、ハミルトンのコースアウトの様子

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