ここまでF1で7レースを終えたスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。大いに注目された開幕戦バーレーン・グランプリでいきなり9位入賞を果たしたことで、一躍主役に躍り出たルーキーだったが、その後は苦しい時の方が多くなっている。
【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!!
第2戦エミリア・ロマーニャGPでは、チームの本拠地に近く、オフに何度もテストで走り込んだイモラが舞台ということで自信を持って臨んだものの、予選Q1でスピンを喫してウォールの餌食となり、チームのホームレースで最後尾スタートを余儀なくされた。
その後も、モナコGPでは多くの走行が必要ながらフリー走行でガードレールに突っ込み、好結果に終わったアゼルバイジャンGPでも予選Q3のラストラップでクラッシュ、そして前回のフランスGPでもQ1のファーストアタックでいきなり車を降りることとなった。
F1マシンを駆ってのレースということでは、どのコースも初体験であり、限界点を見つけるは簡単ではないと思われるが、スピンやクラッシュの頻度は今季の20人のドライバーの中でも高く、オランダの専門メディア『F1 MAXIMAAL.NL』による各ドライバーの「修理費ランキング」では、前回(バクーGP終了後)から2つ順位を“上げて”2位にランクインしてしまった。
同メディアによれば、これまでに壊したパーツはリアサスペンション(3基)、リアウイング(2)、フロア(2)、ギアボックス(2)、タイヤ(1)、フロントウイング(1)、フロントサスペンション(1)で、損害の総額は162万6500万ユーロ(約2億1500万円)に達したという。なお、首位は変わらずメルセデスのヴァルテリ・ボッタスで、193万4000ユーロ(約2億5500万円)。チームメイトのピエール・ガスリーはフロントウイング1基だけで14万5000ユーロ(約1900万円)にとどまっている。
レッドブル・グループのヘルムート・マルコ顧問は、クラッシュを繰り返すルーキーに対して「相当な頑固者」と苦言を呈するとともに、「その持ち前の信じられないスピードに影響を与えることなく、彼の“衝動”を抑えてやる必要がある」と語っているが(『ServusTV』より)、英国の専門メディア『THE RACE』も、角田のクラッシュに関して検証。「彼はあまりに積極的すぎる」と指摘する。
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第2戦エミリア・ロマーニャGPでは、チームの本拠地に近く、オフに何度もテストで走り込んだイモラが舞台ということで自信を持って臨んだものの、予選Q1でスピンを喫してウォールの餌食となり、チームのホームレースで最後尾スタートを余儀なくされた。
その後も、モナコGPでは多くの走行が必要ながらフリー走行でガードレールに突っ込み、好結果に終わったアゼルバイジャンGPでも予選Q3のラストラップでクラッシュ、そして前回のフランスGPでもQ1のファーストアタックでいきなり車を降りることとなった。
F1マシンを駆ってのレースということでは、どのコースも初体験であり、限界点を見つけるは簡単ではないと思われるが、スピンやクラッシュの頻度は今季の20人のドライバーの中でも高く、オランダの専門メディア『F1 MAXIMAAL.NL』による各ドライバーの「修理費ランキング」では、前回(バクーGP終了後)から2つ順位を“上げて”2位にランクインしてしまった。
同メディアによれば、これまでに壊したパーツはリアサスペンション(3基)、リアウイング(2)、フロア(2)、ギアボックス(2)、タイヤ(1)、フロントウイング(1)、フロントサスペンション(1)で、損害の総額は162万6500万ユーロ(約2億1500万円)に達したという。なお、首位は変わらずメルセデスのヴァルテリ・ボッタスで、193万4000ユーロ(約2億5500万円)。チームメイトのピエール・ガスリーはフロントウイング1基だけで14万5000ユーロ(約1900万円)にとどまっている。
レッドブル・グループのヘルムート・マルコ顧問は、クラッシュを繰り返すルーキーに対して「相当な頑固者」と苦言を呈するとともに、「その持ち前の信じられないスピードに影響を与えることなく、彼の“衝動”を抑えてやる必要がある」と語っているが(『ServusTV』より)、英国の専門メディア『THE RACE』も、角田のクラッシュに関して検証。「彼はあまりに積極的すぎる」と指摘する。