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格闘技・プロレス

「俺が勝つか?楽勝だ」井上尚弥にカシメロは早くも臨戦態勢!ドネア戦にも「レッスンしてやる」と“舌好調”

THE DIGEST編集部

2021.06.22

群雄割拠のバンタム級で存在感を強めている井上(左)に、カシメロ(右)も負けず劣らずの“アピール”を展開した。(C)Getty Images

群雄割拠のバンタム級で存在感を強めている井上(左)に、カシメロ(右)も負けず劣らずの“アピール”を展開した。(C)Getty Images

 その破壊力を世界にまざまざと見せつける快勝劇だった。

 現地時間6月19日、ラスベガスのバージン・ホテルズ・ラスベガスで行なわれたIBFバンダム級1位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦で、WBA&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋ジム)は、3回2分45秒での貫録のTKO勝ちを飾った。

 試合後に井上が「1ラウンドで相手の出方を見て、早い回でいけるかなと確信を持てた」と語ったように、勝負は初回で決していた。やや守勢に回ったダスマリナスの出だしを見るや、2分過ぎに相手の右ジャブに合わせて左フックを炸裂させる。

 これで「読めた」という井上は、チャレンジャーが怯んだところで一気呵成に仕掛ける。そして、2回に狙いすました左フックでダウンを奪うと、3回には、ダスマリナスが「ハード過ぎて防御ができなかった」という2度の左ボディーを見舞って、豪快なKO劇の主役となった。

 自身につけられた異名である“モンスター”たる所以を存分に見せつけた井上は、試合後に「よりドラマチックなのはドネア2」と明言。19年11月に打ち破ったライバルであり、現WBC王者とのリマッチを熱望した。

 これを聞いて黙っていないのが、WBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)だ。
 
 以前から井上に対して、挑発的な言動を繰り返している32歳の猛者は、同胞ダスマリナスとの試合を現地で観戦。そのうえで「素晴らしい試合だった。イノウエはチャンスを与えなかった」と称賛しつつ、次のように自信を漲らせた。

「俺が勝つか? 楽勝だ。逆に勝たないはずがない。まずはドネアをやっつけて、イノウエだって叩きのめす。早くやりたいんだ。俺はずっと待っている。誰が一番強いのかを見せてやるよ」

 相変わらずの強気発言だ。これを受けてフィリピンの放送局『ABS CBS』は、「イノウエとの対戦を熱望するカシメロは、Top Rank社のボブ・アラム会長に直談判をした」と報道。さらに現地時間6月19日に急遽、ギジェルモ・リゴンドー戦から変更になったノニト・ドネア戦に対する本人のコメントを紹介している。

「ドネアも急いできたんだ。そして彼は再び戦うことになった。まぁこないだのウーバーリ戦で4ラウンドしかやってないから、おかわりだろうね。まぁどちらが勝っても、勝者がイノウエとやるのは明確だ。ドネアには俺がレッスンするつもりだよ」

 どこまでも不敵なカシメロ。彼もまたバンタム級で4団体統一を目指す一人だが、はたして、悲願である“モンスター”との戦いを実現できるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】ダスマリナスに完勝! 井上尚弥が炸裂させた左ボディーでのKOシーンはこちら
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