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モータースポーツ

「ドライビングが楽しい!」角田裕毅、レッドブルの“地元レース”で「タイトな予選」を覚悟! チームも変わらぬ期待

THE DIGEST編集部

2021.06.24

3週連続開催となっているF1の次なる舞台はレッドブル・リンク。この“地元”と言えるレース場で角田は本領を発揮できるか。(C)Getty Images

3週連続開催となっているF1の次なる舞台はレッドブル・リンク。この“地元”と言えるレース場で角田は本領を発揮できるか。(C)Getty Images

 3週連続開催となっているF1はフランス・グランプリを終え、今週末からは舞台をオーストリアに移し、シュタイアーマルクGP、オーストリアGP行なわれる。この2つのレースについて、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅が意気込みを語っている。
【動画】迫力満点のドライビングテクニック! 角田のレースシーンはこちら

 フランスGPでは予選Q1でのスピンが影響し、決勝でピットスタートから13位まで順位を上げたものの、期待された2戦連続でのポイント獲得はならなかった。レース後は「多くの走行を重ねられ、経験値が上がった」とポジティブに振り返った角田だが、今後のためにも、この2連戦では満足のいく結果を残したいところ。

 勝負のレースの舞台となるレッドブル・リンクについて、彼は良い印象を持っている。
 
「オーストリアも以前にレースをしたことがあるコースです。去年のF2で、2戦目のフィーチャーレースでポールポジションを獲り、2位になりました。自信を得たレースでしたが、F1では大きく異なると思うので、フリー走行でペースを掴み、セッションを通して成長していけたらと思います」

「このコースは、僕の好きな高速コーナーがほとんどなので、ドライビングが楽しいです。予選はとてもタイトになると思います。1周の距離がとても短く、スピードも速いので、ラップをうまくまとめるために、全力を出す必要があります。ドライビングがチャレンジングになる可能性もあるので、とても楽しみです。3週連続のレースは楽しく、十分にフィットしているし、フィジカル面も心配していません」(アルファタウリ公式サイトより)

 サーキット名からも分かるように、レッドブル・グループにとっては地元レースとなるだけに、「重要な週末になるでしょう」と角田も気合いが入る。同グループのヘルムート・マルコ顧問からは、フランスGP予選後、「この種のミスはイモラが最後だと思っていた。角田は相当な頑固者だ」(『ServusTV』より)と苦言を呈されたが、彼はまた「彼の信じられないスピードに影響を与えずに、衝動を抑えてやる必要がある」とも発言。まだそのポテンシャルへの期待は失っていないようだ。
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