東京五輪のゴルフ競技日本代表は、男子が松山英樹、星野陸也に決定したが、女子は今週開催の『アース・モンダミンカップ』、『KPMG全米女子プロ』の結果によって決定する。と言っても、『全米女子オープン』で2位に入った畑岡奈紗が6月15日時点で10位に入り、上位15位以内の選手に与えられる出場権をほぼ手にしているため、残るはもう1枠の争いだ。
6月15日時点の世界ランキングで畑岡に続くのが、24位の稲見萌寧、28位の古江彩佳、31位の渋野日向子。前週の『ニチレイレディス』では稲見、古江ともに大きな動きはなく、渋野も試合に出場していないので、最新のランキングが大きく動くことはないと予想される。
そこで今週開催の大会で3人がどのような成績だと日本選手の2番手になれるのか検証してみよう。
まずは、現在4番手につけている渋野。今週出場する『KPGM全米女子プロ』はメジャーのためポイントが大きく、仮に稲見が『アース・モンダミンカップ』で優勝しても、渋野が2位以内に入れば逆転出場となる。
さらに、古江が同大会で優勝し、稲見が4位以下だった場合、渋野が両者より上位にくる条件は4位以上。そして稲見と古江が予選落ちした場合、渋野が5位以内に入れば出場権獲得となる。
次に古江が2番手になるパターンだが、チャンスが出てくるのは優勝したときのみ。しかも、稲見が単独4位以下で渋野が5位以下という条件付きだ。ただし、稲見が2位でもタイが5人以上、3位でもタイが2人以上なら古江が2番手に浮上する。
最後に現状のまま2番手が逃げ切るパターンで、稲見はたとえ予選落ちしても古江が優勝せず、渋野が6位以下なら逆転されることはない。さらに、渋野が5位でも稲見が単独4位、古江が2位以下の場合なら稲見に決定し、渋野が3、4位でも稲見が優勝したときは逃げ切ることができる。
わかりやすく言えば、古江は優勝、渋野は5位以内が絶対条件。単に順位だけの縛りを考えれば、稲見が圧倒的に有利であり、続いて渋野、そして古江の順になるだろう。しかし、今年の渋野は米ツアーに5試合出場して一度も30位以内に入ったことがないため、普通に考えれば、『アース・モンダミンカップ』での稲見と古江の一騎打ちとなることが予想される。
6月15日時点の世界ランキングで畑岡に続くのが、24位の稲見萌寧、28位の古江彩佳、31位の渋野日向子。前週の『ニチレイレディス』では稲見、古江ともに大きな動きはなく、渋野も試合に出場していないので、最新のランキングが大きく動くことはないと予想される。
そこで今週開催の大会で3人がどのような成績だと日本選手の2番手になれるのか検証してみよう。
まずは、現在4番手につけている渋野。今週出場する『KPGM全米女子プロ』はメジャーのためポイントが大きく、仮に稲見が『アース・モンダミンカップ』で優勝しても、渋野が2位以内に入れば逆転出場となる。
さらに、古江が同大会で優勝し、稲見が4位以下だった場合、渋野が両者より上位にくる条件は4位以上。そして稲見と古江が予選落ちした場合、渋野が5位以内に入れば出場権獲得となる。
次に古江が2番手になるパターンだが、チャンスが出てくるのは優勝したときのみ。しかも、稲見が単独4位以下で渋野が5位以下という条件付きだ。ただし、稲見が2位でもタイが5人以上、3位でもタイが2人以上なら古江が2番手に浮上する。
最後に現状のまま2番手が逃げ切るパターンで、稲見はたとえ予選落ちしても古江が優勝せず、渋野が6位以下なら逆転されることはない。さらに、渋野が5位でも稲見が単独4位、古江が2位以下の場合なら稲見に決定し、渋野が3、4位でも稲見が優勝したときは逃げ切ることができる。
わかりやすく言えば、古江は優勝、渋野は5位以内が絶対条件。単に順位だけの縛りを考えれば、稲見が圧倒的に有利であり、続いて渋野、そして古江の順になるだろう。しかし、今年の渋野は米ツアーに5試合出場して一度も30位以内に入ったことがないため、普通に考えれば、『アース・モンダミンカップ』での稲見と古江の一騎打ちとなることが予想される。