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「気持ちを前面に出していく柔道はできた」銀メダルの渡名喜風南が悔しさをこらえて前向き発言【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.24

決勝で敗れたとはいえ、渡名喜風南は日本に今大会初のメダルをもたらした。(C)Getty Images

決勝で敗れたとはいえ、渡名喜風南は日本に今大会初のメダルをもたらした。(C)Getty Images

 東京五輪女子48キロ級で初出場ながら決勝進出を果たし、ディストリア・クラスニチ(コソボ)に敗れたものの、今大会で日本に最初のメダルもたらした渡名喜風南。

 試合後、畳をおりてのインタビューでは、「最近は決勝で勝ててないかったので、怖さがある戦いだった。自分の弱さが出てしまいました」と声を詰まらせ、「この負けをしっかりと受け止めたい」と声を絞り出していた。
 
 だが、その後に行なわれた表彰式では「やはり一番輝いている金メダルがほしかったなという気持ちがあります」としながらも、「気持ちを前面に出していく柔道が私の柔道だと思うので、そこをたくさんの人に見ていただけたかなと思っています」と前向きな言葉も口にした。

 バルセロナ五輪の78キロ級の金メダリストでテレビ解説を務める吉田秀彦氏は、「初戦から調子が良くて、今日は行けると思っていましたが、ちょっとした隙があったのかもしれない。ただ、一番悔しいのは本人なので、この借りは次のパリ(五輪)で返してほしいです」と初出場ながらも銀メダルを獲得した渡名喜へエールを送った。

 注目の柔道競技はさななるメダル獲得を目指し、女子は52キロ級、男子は66キロ級の戦いを迎える。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】全階級でのメダル獲得へ!渡名喜ら東京オリンピックに挑む柔道日本代表!
 

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