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「水谷選手とだから勝てた」水谷隼/伊藤美誠ペアが劇的な逆転勝利で混合ダブルス準決勝進出!ドイツ代表との大激戦を4-3で制す【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.25

難敵ドイツ代表を破った水谷(右)/伊藤(左)ペア。激戦を制しベスト4進出を果たした。(C)Getty Images

 東京五輪3日目の7月25日、卓球の混合ダブルス準々決勝に臨んだ日本の水谷隼/伊藤美誠ペアは、ドイツ代表のパトリック・フランツィスカ/ペトリサ・ソルヤ ペアと対戦。ゲームカウント4-3と手に汗握る接戦を制し、準決勝へと駒を進めた。

 試合は水谷/伊藤ペアが第1ゲームを先取するも、第2、3ゲームは相手の勢いを止められず5-11、3-11と大苦戦。しかし第4ゲームに再びペースを掴み11-3と圧倒すると、第5ゲームは9-11、第6ゲームは11-8と互いに一歩も譲らない互角の展開に。迎えた最終第7ゲームは一時1-7から驚異の追い上げを見せ、最後は16-14と大激戦を制した。
 
 試合後のインタビューで、水谷は名勝負となった準々決勝を「土俵際に立たされたけど、最後まで諦めない気持ちが勝利につながったと思います」と回想。また、試合後は嬉し涙を見せた伊藤も「水谷選手とだから勝てたとすごく感じました。水谷選手の諦めない気持ちとか、声も一本一本でかけてくれましたし、顔つきもそうですし、水谷選手と組めたから勝てたと感じました」と語った。

 台湾との次戦に向けて水谷は「いよいよメダル決定戦ということで、僕たちは金メダルを目指して一生懸命練習してきたので、絶対勝ちたいです」とコメント。伊藤は「まずは試合に勝つこと。もちろんメダル獲得は頭にありますが、勝ったらメダルはついてくるという気持ちで、あとは楽しんで勝ちたいです」と決意を新たにした。

構成●THE DIGEST編集部

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