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ソフト女子は"前哨戦"のアメリカにサヨナラ負け! 明日の決勝でリベンジに期待【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.26

快投を続けた藤田(左)だったが、最後に落とし穴が待っていた。(C)Getty Images

快投を続けた藤田(左)だったが、最後に落とし穴が待っていた。(C)Getty Images

<東京オリンピック2020/女子ソフトボール・オープニングラウンド/7月26日/日本1―2×アメリカ>

 最高のライバル対決は、それにふさわしい好ゲームとなった。

 女子ソフトボールは7月26日、オープニングラウンド最終戦が行われ、日本は宿敵アメリカと対戦。1対2でサヨナラ負けを喫し、明日にリベンジを目指す。

 ともに4戦全勝でここまで勝ち上がり、明日の決勝でも顔を合わせることが決まっている両チームはともに主力を温存する、探り合いの試合となった。日本の先発は3試合連続ホームランを放っていた"二刀流"、藤田倭。
 
 日本は初回の攻撃、先頭がエラーで出塁すると、送りバントなどを絡めて好機を作ると、相手のパスボールでいきなり先制する。ここからは文字通りの"藤田ショー"が開演となる。硬軟織り交ぜるピッチングで強力アメリカ打線を抑え込み、四死球で出塁しても守備陣が再三の好守でゼロに抑える。気づけば、5回終了までノーヒットノーランの快投となっていた。
 
 しかし6回、1死から1番のマクレニーにレフト前ヒットを許して快挙が途切れると、後続にも内野安打を浴びて一、二塁のピンチ。2死までこぎつけた藤田だったが、4番・アリオトに適時打を浴びて同点。さらにヒットを許して満塁となった。6番の当たりはライトオーバーになるかと思ったが、ここでもスーパープレーが飛び出して窮地を脱した。

 ところが7回、日本の攻撃がゼロに終わると、7番・スチュアートが今度はライトフェンスを越えるサヨナラ本塁打を放って決着。日本は悔しい形で敗れることとなった。

 目標とした全勝優勝の道は途絶えたが、明日の"本番"で勝てば、2008年北京五輪以来となる金メダルという最大のゴールにたどり着く。どんなプレーを見せてくれるのか注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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