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「年齢は関係ない」スケボーの13歳西矢椛が“最年少金メダル”の瞬間を回顧!「もっとパークが増えてほしい」との願いも【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.27

圧巻の滑りで五輪の頂点に立った13歳の西矢。一夜明け、オンラインでの優勝会見に臨んだ。(C)Getty Images

 東京五輪のスケートボード・ストリート女子で15.26点をマークし、見事金メダルを獲得した13歳の西矢椛。歓喜の瞬間から一夜明けた7月27日には、オンライン会見で改めて現在の心境を語っている。

 まず開口一番「やっぱり優勝できて嬉しかった」と歓喜の気持ちを明かした西矢は、優勝の瞬間を「嬉しすぎて涙がこみ上げてきた」と回顧。「家族や周りの人が『大丈夫だよ』って支えてくれたから1位になれた」と感謝の気持ちを明かし、金メダルのご褒美については「焼肉」と回答している。

 13歳10か月での頂点は、1992年バルセロナ大会競泳女子200メートル平泳ぎで優勝した岩崎恭子さんを抜いて日本史上最年少記録。これについては「まだ一番からはわからないけど、今のところはやっぱり一番いい思い出」とし、「13歳で金メダル取れたのは嬉しいけど、年齢はあんまり関係ないと思う」と自身の見解を明かした。
 
 また、今大会から五輪正式種目となった同競技の将来について考えを聞かれると、「もっといろんなパークが増えて、ストリートでも人にぶつからない程度に滑れるようにしてほしい」との願いをコメント。最後は、自身にとってのスケートボードという存在について「海外の人やいろんな国の人と仲良くなれるもの」と表現した。

 突如として現れた日本の若きニューヒロイン。はたして今後どのような成長を見せていくのか。その動向に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】13歳でのメダル獲得は日本史上最年少!スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛!