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格闘技・プロレス

【新日本】EVILの止まらない暴挙に鷹木信悟が怒り心頭!「クソくだらねえよ! これがアイツらのプロレスか?」

どら増田

2021.07.28

元ロスインゴのEVIL。試合後には、リング上で不敵な笑みを浮かべながら“お馴染みのポーズ”をやってみせた。(C)新日本プロレス

元ロスインゴのEVIL。試合後には、リング上で不敵な笑みを浮かべながら“お馴染みのポーズ”をやってみせた。(C)新日本プロレス

 7月27日、新日本プロレスは、『SUMMER STRUGGLE 2021』の後楽園ホール大会を開催。メインイベントでは9月5日に予定されている埼玉・メットライフドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座を懸けて対戦するチャンピオンの鷹木信悟と挑戦者のEVILが、それぞれBUSHI、ディック東郷をパートナーに激突した。

【動画】鷹木を狙い撃ち!? 東郷&EVILの執拗な攻撃シーンはこちら

 序盤からEVILと東郷はお馴染みの“邪悪な連携プレー”で相手のペースを乱そうとするが、それに鷹木とBUSHIも息の合った攻撃で応戦。終盤、東郷を担ぎ上げた鷹木に、EVILがレフェリーの死角をついて背後から渾身のローブロー。最後はEVILが東郷に捕まる鷹木の眼前でBUSHIに必殺の「EVIL」を決めて3カウントを奪った。

 前哨戦ともいえる一戦に敗れた王者に卑劣なEVILは「テメーが持ってるから、そのベルトの価値が下がりに下がりまくってんだよ! このオレが新チャンピオンになって、ベルトの価値を上げてやるよ」と支離滅裂な発言を繰り返す。さらにバックステージでも「オイ、いいか! リング上が全てだ! “スリー”を獲ったこのオレが正義だ。鷹木、このオレが真のチャンピオンになって、(IWGP世界ヘビー級)ベルトの価値を上げてやるよ、よく覚えとけ!」と改めて豪語した。

 一方の鷹木は「ああくだらねえ! クソくだらねえよ! これがアイツらのプロレスか?オイ! 何がやりてーかサッパリわかんねーよ」とEVILの振る舞いを一刀両断した。
 
「オレが持ってることで(IWGP世界ヘビー級)ベルトの価値が落ちてる? ふざけんなよ。価値のないオマエらがな、何言ってもな、伝わってこねーんだよこのヤロー! ハッキリ言ってな、オマエらのプロレスはな、クソつまんねーんだよ! こんなんだったんならなー、メットライフドームで別にやらなくてもいいんだぞ。なあ、ドームの前にEVILを潰して、違うやつとオレがこのベルトを賭けて、タイトルマッチやってやるよ!」

 まだIWGPが「世界」に統一される以前に、IWGP二冠王者だったEVILは暴挙の数々から「ベルトの価値を落とした」と内外から言われていた。そんなEVILから「ベルトの価値を落としてる」と言われたのだから、鷹木が怒るのも無理はないか。

 今月25日に行なわれた東京ドーム大会のメインマッチもバッドエンドにされているだけに、鷹木としてキッチリと“ケジメ”を付けておきたいところだ。

◆新日本プロレス◆
『SUMMER STRUGGLE 2021』
2021年7月27日
東京・後楽園ホール
観衆 454人
▼タッグマッチ(30分1本勝負)
鷹木信悟&●BUSHI(14分01秒 片エビ固め)EVIL○&ディック東郷
※EVIL

文●どら増田
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