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「満足できる結果じゃない」悲願の個人メダルならず…石川佳純がシンガポール代表に1-4で敗れ、準々決勝敗退【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.28

強敵相手に1-4で敗れた石川。惜しくも準決勝進出はならなかった。(C)Getty Images

強敵相手に1-4で敗れた石川。惜しくも準決勝進出はならなかった。(C)Getty Images

 東京五輪6日目を迎えた7月28日。卓球女子シングルスの準々決勝まで駒を進めた日本の石川佳純は、ベスト4入りをかけてシンガポール代表のユー・モンユと激突。しかしゲームカウント1-4で敗れ、準決勝進出はならなかった。

 コースを打ち分け相手に揺さぶりをかけた石川は、第1ゲームを11-8で先取。このまま勢いに乗りたいところだったが、第2ゲームは相手に終始主導権を握られ5-11で落とす。第3ゲームも序盤は追いかける展開となり、2-4から5連続ポイントを奪い一時は逆転するも、デュース合戦に競り負け12-14でセットを取られてしまった。
 
 盛り返したい第4ゲームも、中盤まで6-6だったもののそこから5連続ポイントを許し、6-11で崖っぷちに。第5ゲームも立ち上がりから10連続ポイントを奪われ、最終スコアは2-11。残念ながら勝利には届かなかった。

 試合を終えた石川は「なかなか自分の得意なスピードのラリーにしてもらえずに、対応しようと思ったんですけど上手くいかなくて。あとリードした3ゲーム目を落としたのが凄く残念です。思い切ってフォアで攻めようと思って、それはできたんですけど、打つコースが悪かったりとか、チャンスボールをミスしてしまったりとか、もったいないボールが3ゲーム目は多かったと思います」とコメント。

 この結果を「正直満足のいくような結果では全然ないんですけど、ここで負けてしまって凄く悔しいです」と話した石川。団体戦には「気持ちを切り替えて、後悔のないようにプレーしたいです」と決意を新たにした。

構成●THE DIGEST編集部

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