7月26日に行なわれた卓球の混合ダブルス決勝では、日本の水谷隼/伊藤美誠ペアが中国代表の許昕/劉詩雯ペアをゲームカウント4-3で撃破。日本に卓球競技でオリンピック史上初の金メダルをもたらす、歴史的な夜となった。
しかしその一方で、中国のファンはこの敗戦に納得がいっていない様子。というのも、試合中に水谷がサーブの前にボールに息を吹きかけ、また伊藤が卓球台に手を触れているシーンが映し出されていたからだ。
今回の東京五輪では、新型コロナウイルス感染対策のために“ボールを吹くこと”“卓球台に触ること”を禁止する新ルールを追加。これにより、大会前には中国選手の馬龍が練習試合でこれらの反則を犯し、イエローカードを食らったことが話題となった。
イエローカードを出されると“警告”、そして同じ違反行為を2度繰り返すとイエローカードとレッドカードが提示され、無条件で対戦相手に1ポイントが加算される。決勝はその1ポイントが勝敗を左右しかねないほどの大接戦だっただけに、もし日本側にカードが与えられていれば、結果は変わっていたかもしれないというのが中国のファンの主張だろう。
中国版のTwitterと言われているWeiboでは、「水谷隼吹球(水谷隼がボールを吹いた)」というワードがトレンドに急上昇。試合終了から約1時間後の23時30分の時点で、「許昕/劉詩雯が混合ダブルスで銀メダルを獲得」に次ぐトレンドワード2位に、また「卓球のルール」も7位にランクインした。
さらに試合途中の21時41分に上げられた「水谷隼はボールを吹いたし、伊藤美誠はテーブルを触ったし、カードを出すべきでは?」という投稿には、1万を超えるリツイートと2万5000件以上のコメント、33万を超えるいいねが押されていた。
ただ、無観客下で行なわれている今大会において、中国側も関係者による大応援団が声援や歓声を送っており、この行動が問題視されているのも事実だ。決勝戦が頂上決戦にふさわしい好勝負となった一方で、両国のファンに遺恨を残してしまう結果となったのは残念でならない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】混合ダブルス決勝で金メダルに輝いた水谷隼・伊藤美誠ペアの激闘を激選ショットで振り返る!
しかしその一方で、中国のファンはこの敗戦に納得がいっていない様子。というのも、試合中に水谷がサーブの前にボールに息を吹きかけ、また伊藤が卓球台に手を触れているシーンが映し出されていたからだ。
今回の東京五輪では、新型コロナウイルス感染対策のために“ボールを吹くこと”“卓球台に触ること”を禁止する新ルールを追加。これにより、大会前には中国選手の馬龍が練習試合でこれらの反則を犯し、イエローカードを食らったことが話題となった。
イエローカードを出されると“警告”、そして同じ違反行為を2度繰り返すとイエローカードとレッドカードが提示され、無条件で対戦相手に1ポイントが加算される。決勝はその1ポイントが勝敗を左右しかねないほどの大接戦だっただけに、もし日本側にカードが与えられていれば、結果は変わっていたかもしれないというのが中国のファンの主張だろう。
中国版のTwitterと言われているWeiboでは、「水谷隼吹球(水谷隼がボールを吹いた)」というワードがトレンドに急上昇。試合終了から約1時間後の23時30分の時点で、「許昕/劉詩雯が混合ダブルスで銀メダルを獲得」に次ぐトレンドワード2位に、また「卓球のルール」も7位にランクインした。
さらに試合途中の21時41分に上げられた「水谷隼はボールを吹いたし、伊藤美誠はテーブルを触ったし、カードを出すべきでは?」という投稿には、1万を超えるリツイートと2万5000件以上のコメント、33万を超えるいいねが押されていた。
ただ、無観客下で行なわれている今大会において、中国側も関係者による大応援団が声援や歓声を送っており、この行動が問題視されているのも事実だ。決勝戦が頂上決戦にふさわしい好勝負となった一方で、両国のファンに遺恨を残してしまう結果となったのは残念でならない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】混合ダブルス決勝で金メダルに輝いた水谷隼・伊藤美誠ペアの激闘を激選ショットで振り返る!
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