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ドイツ柔道選手にコーチが平手打ちで“気合入れ”!ネットで「暴力」と指摘も本人は「私が選んだ儀式」と否定【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.29

白い柔道着が話題となっているマルティナ・トライドス。(C)Getty Images

白い柔道着が話題となっているマルティナ・トライドス。(C)Getty Images

 柔道を「お家芸」とする日本にとっては見慣れた光景だが、その独特な気合入れが世界中で注目を集めている。

 話題となっているのは、東京五輪の柔道女子63キロ級2回戦を直前にしたドイツ代表のマルティナ・トライドスが見せた姿だ。コーチのクラウディウ・プーサ氏に襟を持たれた彼女は、身体を激しくゆすられると、続けて両頬に平手打ちを受けたのである。

 コーチから気合を入れてもらったトライドスだが、悔しくも延長戦の末、対戦相手のソーフィ・エズバシュ(ハンガリー)の外巻き込みが技ありと判定され、敗退となった。

 2回戦敗退という結果ながら、トライドスの名は世界中に広がった。試合前の様子が各国中継で放送され、ネットでたちまち拡散されのだ。この一部始終を伝えたアルゼンチン・メディアの『infobae』は「ドイツの柔道マルティナ・トライドスのコーチが行なった奇妙な儀式がネットワークで論争を巻き起こした」と伝えた。
 
「ソーシャルネットワークでは驚きを巻き起こした。だが、ドイツ人はそれを完全に自然に受け止めていた」

 同メディアによれば、SNSではコーチの暴力ではないかという指摘もあったという。だが、トライドス本人がそれを否定。自身のSNSで「試合前に私が選んだ儀式で自分が頼んだこと。コーチは私に気合を入れるためにやってくれた」と説明し、「別の意味で(勝利して)ヘッドラインを飾りたかった」と悔やんだ。

構成●THE DIGEST編集部

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