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「大変なバックナインだった」松山英樹の初日はまずまずの「69」。後半でスコア伸ばせず【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.29

日本ゴルフ界初のメダルを狙う松山。後半でスコアが伸びず、2アンダー発進となった。(C)Getty Images

 東京五輪7日目の7月29日、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部にて男子ゴルフ競技がスタート。マスターズを制しての凱旋出場となった松山英樹(LEXUS)は、初日を2アンダーの暫定19位タイでホールアウトし、自国開催の大舞台でまずまずのスタートを切った。

 7月初めの新型コロナウイルス感染から、約4週ぶりの復帰となった松山。コーリー・コナーズ(カナダ)、マーク・リーシュマン(オーストラリア)と同組に組まれたこの日は、前半の9番でボギーをたたいたものの、3、5、7、8番と順調にスコアを伸ばしてハーフターンを迎える。

 後半に入ると11番でボギーをたたき、その後パープレーが続く我慢の展開に。ナイスパーを重ねるも、第1ラウンドは4バーディ・2ボギーの「69」でフィニッシュとなった。ホールアウト時点で8アンダーの首位に立つヨゼフ・シュトラカ(オーストリア)とは6打差だ。
 
 ホールアウト後のインタビューでは、4つのバーディを奪った前半について「パッティングは少し良かったので、そこでいい波に乗ることができた」とコメント。後半に関しては「大変なバックナインでしたけど、ボギーを2本に抑えることができたのでよかった」と振り返っている。

 コースコンディションについては「すごいいいと思いますし、しっかりといいショット、いいパットができればスコアも伸びると思う」と印象を明かすと、「なかなか思うようなショットが打てないとバックナインのようになかなかスコアが伸びない。明日はチャンスにつけけれるように頑張りたい」と第2ラウンドへ意気込んだ。

 現時点で首位と2打差の2位につけるのは、カルロス・オルティス(メキシコ)とトーマス・ピータース(ベルギー)、アティウィット・ジャネワタナノント(タイ)の3選手。そのほか、日本代表として出場の星野陸也(フリー)はイーブンパー・49位タイとなっている。

構成●THE DIGEST編集部