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柔道78キロ級・浜田尚里の“瞬殺”金メダルに対戦国メディアは唖然!僅か69秒の出来事に「最悪のシナリオだ」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.29

あっという間に寝技に持ち込んだ浜田。予定どおりに得意技で制した。(C)Getty Images

 7月29日、東京五輪の柔道女子78キロ級決勝に出場した浜田尚里が、フランスのマドレーヌ・マロンガを僅か69秒で下し、世界の頂に立った。

 決勝では2年前の世界選手権で負けた相手との対戦となった浜田だが、一度も相手に技を出させず、得意の寝技に持ち込むと、崩れ上四方固めで一本勝ち。この圧巻劇にフランスメディア『RMC Sport』で執筆するマリース・エペ記者は「マロンガは決勝で自分を表現することもなく、何も出来ずに終わった」と悲報を打った。

 また同国紙『La Depeche』では、「最悪のシナリオだ。日本武道館の畳で、フランス人女性は素早い戦いの末、日本のショウリ・ハマダに破れた」「完璧な技でフランス人女性は捕らえられた」と伝えている。
 
 今大会、初戦から決勝戦まで全て"真骨頂"の寝技で一本勝ちを収めた浜田。この階級の優勝は2004年アテネ五輪の阿武教子以来、17年ぶりの快挙だ。直後に行なわれた男子100キロ級でウルフアロンも金メダルを獲得したため、これで日本勢は柔道のメダルを10個目(金8、銀1、銅1)としている。

構成●THE DIGEST編集部

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