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ゴルフ

「オリンピックが切望する物語だ」”金メダル”を狙う松山英樹に豪紙が期待!「マツヤマは炎を燃やし続けている」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.31

メダル獲得に向けて首位争いを繰り広げる松山。頂点に手が届く好位置で最終日へ進んだ。(C)Getty Images

メダル獲得に向けて首位争いを繰り広げる松山。頂点に手が届く好位置で最終日へ進んだ。(C)Getty Images

 自国での金メダルを狙う29歳に海外からも期待が寄せられている。

 東京五輪9日目の7月31日、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部にて行なわれている男子ゴルフ競技は第3ラウンドを終え、日本の松山英樹(LEXUS)が通算13アンダーでホールアウト。首位と1打差の単独2位に浮上し、目標の金メダルを狙える好位置で最終日へ進んだ。

 今年4月にはマスターズ初制覇を飾った松山。その後、転戦していた大会では新型コロナウイルスに感染するなど、思わぬアクシデントに見舞われたものの、自国開催の今大会に向けて着々と調整を進めてきた。そして迎える勝負の最終ラウンドは、マスターズでも優勝争いを繰り広げたザンダー・シャウフェレ(アメリカ)と最終組をともにする。
 
 マスターズ初制覇からの2冠がかかる松山の金メダルには、海外からの視線も熱い。豪紙『The Sydney Morning Herald』は、今大会の女子テニスでまさかの3回戦敗退を喫した大坂なおみを引き合いに出し、「敗退したオオサカに変わり、日本にとってマツヤマが今大会の物語となるだろう」と銘打った記事を掲載している。

 開会式では聖火台に火を灯すなど、ある種日本代表のシンボルだった大坂の敗退。これに対して、同メディアは「オオサカが火をつけたかもしれないが、マツヤマはその炎を燃やし続けているのだ」と続けると、「マツヤマはオリンピックが切望する物語であり、おそらくオオサカの金メダルより心に響くものだ」と言及した。

 ホールアウト後のインタビューでは、金メダルへの思いについて「自分のできることをやった結果がそうなればいいなと思っている」と冷静に語った松山。はたして、日本ゴルフ界初の金メダルを手にすることができるだろうか。注目の最終ラウンドは8月1日の11時9分スタートだ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】自国開催の五輪で金メダルを狙う松山英樹!日本中に感動を呼んだ「マスターズ」の激闘を厳選フォトで一挙お届け

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