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バレーボール

「悔しいです」“中田ジャパン”が宿敵韓国に2ー3の惜敗。2点差のマッチポイントを活かせず【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.31

右足首の負傷から復帰した古賀。チーム最多の27得点をマークしたものの、チームの勝利はつかめなかった。(C)Getty Images

右足首の負傷から復帰した古賀。チーム最多の27得点をマークしたものの、チームの勝利はつかめなかった。(C)Getty Images

 東京五輪9日目の7月31日、1次リーグ第4戦に臨んだバレーボール女子日本代表は、世界ランク14位の韓国と対戦。セットカウント2-3(19-25、25-19、22-25、25-15、14-16)で敗れた。

 予選3試合で1勝2敗と負け越していた“火の鳥NIPPON”は今回、スターティングメンバーを大きく変更。25日のケニア戦で右足首を負傷した古賀紗理那を復帰させ、そのほか石川真佑、林琴奈、荒木絵里香、山田二千華、田代佳奈美、そしてリベロに小幡真子を起用した。

 試合序盤は韓国に7連続ポイントを奪われるなど、苦しい滑り出し。そのまま1セット目を先取されたものの、第2セットは中盤までの競った展開を古賀、石川のスパイクで突き放し、セットカウントをイーブンに戻す。

 一進一退の攻防が続いた第3セットは、キム・ヨンギョンの強烈なスパイクに押し切られる。続く第4セットは出だしから日本がポイントを重ね、試合は第5セットに突入。一時14ー12とリードを奪ったものの、最後は韓国に4連続ポイントを奪われた。
 
 試合後、チーム最多得点の27得点を挙げた古賀は「絶対勝たないといけない試合で負けてしまったので悔しい」と心境を明かし、「まずは怪我した直後に処置をしてくださった方に感謝したい」とコメント。8月2日のドミニカ戦に向けては「勝つしかないのでたくさんの方に感謝してしっかりと勝ち切りたい」と意気込んだ。

 また、中田久美監督は「悔しいです」と率直な感想を明かすと、同試合で戦列復帰した古賀については「このオリンピックにずっとかけてきていましたので、万全な状態ではないと思うんですけど、やっぱり出してあげたかった。期待によく応えてくれたと思う」と語り、次戦へは「勝ちます絶対」と力を込めている。

構成●THE DIGEST編集部

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