ゴルフ

「悔しさしか残らない」松山英樹が終盤のプレーに反省。7人のプレーオフ脱落でメダル獲得ならず【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.01

プレーオフ1ホール目で脱落し、メダルには届かなかった松山。インタビューでは悔しさを明かした。(C)Getty Images

 メダルまでわずかに届かなかった。

 東京五輪10日目の8月1日、男子ゴルフ競技(埼玉県/霞ヶ関カンツリー倶楽部)は最終ラウンドを終え、マスターズ王者の松山英樹(LEXUS)が通算15アンダーでホールアウト。銅メダルを争う7人のプレーオフに敗れ、日本ゴルフ界初の表彰台には立てなかった。

 単独2位で最終ラウンドを迎えた松山はこの日、首位と1打差からスタート。前半7、9番をバーディ、8番をボギーとして折り返し、後半は11、12番で連続バーディを奪う。そこからはボギー、バーディ、ボギーと出入りが激しい展開となり、5バーディ・3ボギーの「69」でフィニッシュ。2組に分かれて行なわれたプレーオフは、1ホール目でボギーをたたいて脱落した。
 
 ラウンド後のインタビューでは「こうやって上位で争えたということはすごく良かったと思う」としたうえで、「今日のプレーというのはトップに追いついて追い越せる雰囲気も感じながら、なかなか最後の部分がうまくいかなかった」と内容を回顧。「自分の課題がはっきりとしたと思うので、また次に向けて頑張りたい」と前を向いた。

 また、最終ラウンド終盤のプレーについては「バーディを取って終われば銅メダルというのはわかっていた。そのパットを決めきれないというところで悔しさしか残らない」とコメント。「オリンピックというのはどういう評価なのかわからないですけど、やっぱりメダルは取りたかったという思いは強かったので悔しい」と心境を明かしている。

構成●THE DIGEST編集部

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