ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、真夏の最強決定戦『5 STAR GP 2021』を横浜武道館2連戦(7.31~8.1)で開幕させた。
同大会は新日本プロレスで例えるなら『G1クライマックス』に匹敵するビッグトーナメントだ。レッドスターズにはジュリア、岩谷麻優、渡辺桃、フキゲンです、鹿島沙希、スターライト・キッド、ひめか、なつぽい、コグマ、白川未奈が参戦。ブルースターズは、林下詩美、朱里、中野たむ、上谷沙弥、舞華、AZM、小波、琉悪夏、ウナギ・サヤカ、彩羽匠(マーベラス)がそれぞれエントリー。2ブロックの総当たりで各ブロックの最多得点者が9.25大田区総合体育館大会で優勝決定戦を行なう。
初日はハイスピード王者のなつぽいが、ハイスピード戦線に再び参入しようとしているコグマに敗れると、ウナギ・サヤカも、「コズミック・エンジェルス」の盟友で、ワンダー・オブ・スターダム王者の中野たむに勝利。さらに渡辺桃が岩谷麻優を、舞華がワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美から勝利をあげるなど、波乱の幕開けとなった。
たむから劇的勝利をあげたウナギは、「たむさんに勝てました! いろんな人がいっぱい優勝候補とか優勝予想してますけど、そこに私の名前はありません。でも、予想も想定も覆して、てっぺんをここから取りにいきます」としてやったりの表情を浮かべていた。
2日目はダークサイドに堕ちたスターライト・キッドが、同じ大江戸隊の鹿島沙希と対戦。同門対決になったが、キッドはブラックタイガーの必殺技だった暗闇脳天改め、黒虎天罰を決めてカウント3を奪取した。
なつぽいが渡辺桃に勝つ波乱はあったが、黒星スタートとなった詩美とたむはそれぞれ初白星をマーク。岩谷もジュリアに勝利して、ウナギ、そして朱里は両ブロック通じて唯一の開幕2連勝を飾った。
舞華との同門対決を制した朱里は、「まず2連勝しました。はじめの勢いが大事だと思ってたので、でも初戦から激しく熱い試合で、けっこうボロボロです……。でも、私は負けるわけにはいきません。絶対に、絶対に優勝して、今度こそ私が、赤いベルトを巻く。そして天国の母に、ずっとずっと応援してくれてるみなさんに、そして私自身、スターダムを選んでここで輝くために優勝します」とSWA世界チャンピオンとして赤いベルトに挑戦するために改めて優勝宣言した。
選手にとっては連戦の続く過酷なツアーだが、後半から復帰したマーベラスのエース彩羽匠が連続参戦することもあり、ファンにとっては堪らない夏になりそうだ。
文●どら増田
同大会は新日本プロレスで例えるなら『G1クライマックス』に匹敵するビッグトーナメントだ。レッドスターズにはジュリア、岩谷麻優、渡辺桃、フキゲンです、鹿島沙希、スターライト・キッド、ひめか、なつぽい、コグマ、白川未奈が参戦。ブルースターズは、林下詩美、朱里、中野たむ、上谷沙弥、舞華、AZM、小波、琉悪夏、ウナギ・サヤカ、彩羽匠(マーベラス)がそれぞれエントリー。2ブロックの総当たりで各ブロックの最多得点者が9.25大田区総合体育館大会で優勝決定戦を行なう。
初日はハイスピード王者のなつぽいが、ハイスピード戦線に再び参入しようとしているコグマに敗れると、ウナギ・サヤカも、「コズミック・エンジェルス」の盟友で、ワンダー・オブ・スターダム王者の中野たむに勝利。さらに渡辺桃が岩谷麻優を、舞華がワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美から勝利をあげるなど、波乱の幕開けとなった。
たむから劇的勝利をあげたウナギは、「たむさんに勝てました! いろんな人がいっぱい優勝候補とか優勝予想してますけど、そこに私の名前はありません。でも、予想も想定も覆して、てっぺんをここから取りにいきます」としてやったりの表情を浮かべていた。
2日目はダークサイドに堕ちたスターライト・キッドが、同じ大江戸隊の鹿島沙希と対戦。同門対決になったが、キッドはブラックタイガーの必殺技だった暗闇脳天改め、黒虎天罰を決めてカウント3を奪取した。
なつぽいが渡辺桃に勝つ波乱はあったが、黒星スタートとなった詩美とたむはそれぞれ初白星をマーク。岩谷もジュリアに勝利して、ウナギ、そして朱里は両ブロック通じて唯一の開幕2連勝を飾った。
舞華との同門対決を制した朱里は、「まず2連勝しました。はじめの勢いが大事だと思ってたので、でも初戦から激しく熱い試合で、けっこうボロボロです……。でも、私は負けるわけにはいきません。絶対に、絶対に優勝して、今度こそ私が、赤いベルトを巻く。そして天国の母に、ずっとずっと応援してくれてるみなさんに、そして私自身、スターダムを選んでここで輝くために優勝します」とSWA世界チャンピオンとして赤いベルトに挑戦するために改めて優勝宣言した。
選手にとっては連戦の続く過酷なツアーだが、後半から復帰したマーベラスのエース彩羽匠が連続参戦することもあり、ファンにとっては堪らない夏になりそうだ。
文●どら増田