対戦国のボクシング連盟会長には、モヤモヤする内容だったようだ。
東京五輪12日目の8月3日、両国国技館で行なわれたボクシング女子フェザー級決勝に日本の入江聖奈(日体大)が登場。2019年世界選手権女王のネスティ・ペテシオ(フィリピン)に5ー0の判定勝ちを収め、日本の女子選手として同競技初となる金メダルを手にした。
その一方、敗戦を喫したフィリピンのボクシング連盟(ABAP)会長は、試合内容や判定結果へ不満を漏らしている。同国スポーツ紙『INQUIRER Sports』が伝えた。
記事によると、同連盟のリッキー・バルガス会長は、5ー0という判定について「どうしたら満場一致になるんだ?」と指摘したうえで、「ネスティがどれだけ頑張ったか、私にとっては心が痛む。我々は彼女をとても誇りに思っている」とコメント。さらに、クリンチが目立った試合内容を「まるでレスリングの試合のようだった」と表現したという。
一方、敗戦を喫したペテシオは「望むような試合ではなかったが、私たちのコーチも研究していて、もしかしたら私に足りないもの、気づかなかったものがあったかもしれない」と反省。「セナに敬意を示す。互いにリスペクトし合うことが最も重要だ」と付け加えた。
同競技が五輪種目として正式に採用されたのは12年ロンドン大会。それから9年が経ち、今大会の入江は日本女子として五輪初出場からの優勝となった。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】ボクシング日本女子初の快挙!金メダルに輝いた入江聖奈の激闘を激選ショットで振り返る!
東京五輪12日目の8月3日、両国国技館で行なわれたボクシング女子フェザー級決勝に日本の入江聖奈(日体大)が登場。2019年世界選手権女王のネスティ・ペテシオ(フィリピン)に5ー0の判定勝ちを収め、日本の女子選手として同競技初となる金メダルを手にした。
その一方、敗戦を喫したフィリピンのボクシング連盟(ABAP)会長は、試合内容や判定結果へ不満を漏らしている。同国スポーツ紙『INQUIRER Sports』が伝えた。
記事によると、同連盟のリッキー・バルガス会長は、5ー0という判定について「どうしたら満場一致になるんだ?」と指摘したうえで、「ネスティがどれだけ頑張ったか、私にとっては心が痛む。我々は彼女をとても誇りに思っている」とコメント。さらに、クリンチが目立った試合内容を「まるでレスリングの試合のようだった」と表現したという。
一方、敗戦を喫したペテシオは「望むような試合ではなかったが、私たちのコーチも研究していて、もしかしたら私に足りないもの、気づかなかったものがあったかもしれない」と反省。「セナに敬意を示す。互いにリスペクトし合うことが最も重要だ」と付け加えた。
同競技が五輪種目として正式に採用されたのは12年ロンドン大会。それから9年が経ち、今大会の入江は日本女子として五輪初出場からの優勝となった。
構成●THE DIGEST編集部
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