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「夢に近づけたと思います」スケボー女子12歳の開心那が史上最年少メダル獲得!「すごく重いです」

THE DIGEST編集部

2021.08.04

会心の演技で日本史上最年少12歳で銀メダルを獲得したスケボー女子パークの開心那。(C)Getty Images

会心の演技で日本史上最年少12歳で銀メダルを獲得したスケボー女子パークの開心那。(C)Getty Images

 日本五輪史上にまた新たな歴史が刻まれた。8月4日に開催されたスケートボード女子パークで、12歳の開心那(ひらき・ここな)が会心の滑りを披露し、四十住(よそずみ)さくらの金メダルに続き、銀メダルを獲得。12歳での五輪メダル獲得は日本史上最年少記録だ。

 東京オリンピックから新競技として導入されたスケートボード。その女子パーク決勝で開は、1回目の滑走で全体の2位となる58.05ポイントをたたき出すと、2回目の滑走ではさらに上を行く59.04ポイントをマーク。優勝した四十住の60.09にはわずかに及ばなかったものの、堂々に2位となり銀メダルを手にした。

 試合を終えてメダルを手にした開は「すごい重いです。今までで一番重いです」と目を細めると、自身のライディングについては「すごい、自分で1回目の予選より、滑りのレベルを上げて、それを決められたのでうれしかったです」と振り返る。
 
「楽しかったです。本当にこれからの自分のもっと上の夢に近づけたと思ってます」と大会を振り返った。そして将来の夢については「世界でかっこいいスケーターになって、自分のシグネチャーモデルを出したいです」と笑顔を見せた。

 今大会では、スケートボード女子ストリートで13歳の西矢椛(もみじ)が金メダルを獲得して史上最年少記録を更新していたが、同じスケートボードでその大記録を今度は12歳の開が塗り替えた。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】スケートボード女子で日本人が1・2位独占!19歳四十住さくらが金メダル、12歳・開心那が史上最年少で銀メダル獲得!

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