東京五輪12日目を迎えた8月3日、卓球の男子日本チーム(水谷隼、張本智和、丹羽孝希)は団体戦準々決勝でスウェーデン代表(クリスティアン・カールソン、アントン・シェルベリ、マティアス・ファルク)と対戦。第5シードの強敵を3-1と激闘の末に下し、準決勝進出を果たした。
そして同日の夜、今度は女子日本チーム(伊藤美誠、石川佳純、平野美宇)が準決勝で香港代表(蘇慧音、李皓晴、杜凱琴)を3-0で撃破。これで女子チームはハンガリーとの1回戦、台湾との準々決勝、そして準決勝と、3試合すべて3-0でのストレート勝ち。圧倒的な強さを見せつけ、男子チームより一足早く、2大会ぶりの決勝進出を決めてみせた。
この彼女たちの見事な戦いぶりに触発されたのが、男子チームの水谷だ。女子チームの試合終了直後、混合ダブルス王者は自身のTwitterに「強すぎ 俺もチームの勝利に貢献したい 明日頑張ります!」と絵文字を交えて投稿。この日の水谷はシングルス第2試合のエース対決を任されたものの、ファルクの前に1-3で敗北。試合後のインタビューで「明日は自分自身もチームに貢献できるように頑張りたい」と意気込んでいただけに、心に期す思いがあったのだろう。
この投稿には多くのファンが反応を示し、数々の心強い応援メッセージが寄せられた。しかし、エールを送ったのはファンだけではない。準々決勝で対峙したスウェーデンのエース・ファルクも、なんとこの投稿に“いいね”を押していたのだ。
世界ランキング18位の水谷と同9位のファルクは、2010年のハンガリーオープンにてダブルスで初対戦して以降、この東京五輪までに単複併せて5度激突。結果は水谷の4勝1敗で、とりわけシングルス2試合はともにストレート勝ちと過去1ゲームも落としていなかったものの、今回の準決勝で初めて敗北を喫することとなった。そんな強敵からの陰ながらのエールを力に変え、水谷には準決勝で思う存分暴れ回ってほしいところだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】スウェーデンに快勝し準決勝進出!卓球日本男子団体の激闘を激選ショットで振り返る!
そして同日の夜、今度は女子日本チーム(伊藤美誠、石川佳純、平野美宇)が準決勝で香港代表(蘇慧音、李皓晴、杜凱琴)を3-0で撃破。これで女子チームはハンガリーとの1回戦、台湾との準々決勝、そして準決勝と、3試合すべて3-0でのストレート勝ち。圧倒的な強さを見せつけ、男子チームより一足早く、2大会ぶりの決勝進出を決めてみせた。
この彼女たちの見事な戦いぶりに触発されたのが、男子チームの水谷だ。女子チームの試合終了直後、混合ダブルス王者は自身のTwitterに「強すぎ 俺もチームの勝利に貢献したい 明日頑張ります!」と絵文字を交えて投稿。この日の水谷はシングルス第2試合のエース対決を任されたものの、ファルクの前に1-3で敗北。試合後のインタビューで「明日は自分自身もチームに貢献できるように頑張りたい」と意気込んでいただけに、心に期す思いがあったのだろう。
この投稿には多くのファンが反応を示し、数々の心強い応援メッセージが寄せられた。しかし、エールを送ったのはファンだけではない。準々決勝で対峙したスウェーデンのエース・ファルクも、なんとこの投稿に“いいね”を押していたのだ。
世界ランキング18位の水谷と同9位のファルクは、2010年のハンガリーオープンにてダブルスで初対戦して以降、この東京五輪までに単複併せて5度激突。結果は水谷の4勝1敗で、とりわけシングルス2試合はともにストレート勝ちと過去1ゲームも落としていなかったものの、今回の準決勝で初めて敗北を喫することとなった。そんな強敵からの陰ながらのエールを力に変え、水谷には準決勝で思う存分暴れ回ってほしいところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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