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「積極性が足りず、安全すぎるプレーをした」卓球男子団体、3位決定戦で敗れた韓国のエースが後悔【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.06

韓国のエース、張禹珍(左)日本戦について「積極性が足りず、安全すぎるプレーをしてしまった」と振り返った。(C)Getty Images

韓国のエース、張禹珍(左)日本戦について「積極性が足りず、安全すぎるプレーをしてしまった」と振り返った。(C)Getty Images

 8月6日、卓球男子団体の3位決定戦が行なわれ、日本男子チーム(水谷隼、張本智和、丹羽孝希)は韓国代表(鄭栄植、李尚洙、張禹珍)を3-1で撃破。2016年リオ大会の銀メダルに続き、2大会連続のメダルとなる銅メダルに輝いた。

 2大会連続でメダルを獲得した日本とは対照的に、韓国はリオに続いて4位。シングルス、混合ダブルスに続いてこの団体戦でも表彰台には立てず、卓球は2大会連続でメダルなしで大会を終えた。

 試合後に鄭は「オリンピックでは、ベストを尽くすだけでは十分ではありません。全員が仕事に取り組まないといけません」と振り返り、「国際卓球の動向をもっと詳しく研究する必要があると思います。それによって技術が向上し、勝つチャンスが増えると思います」と語った。
 
 シングルス1試合目で張本、3試合目に水谷に敗れた五輪初出場の張は「積極性が足りませんでした」と後悔。「ミスをしても、ストロークに自信を持てるようにすべきでした。安全すぎるプレーをしてしまいました」と精神面で弱気になってしまったと述べた。

 それでも張は「成功よりも失敗から多くを学ぶことができると思います。将来的には、トップランクの選手ともっと頻繁にプレーできるようになることを願っています」と前を向いた。

 一方、鄭とともに2大会連続で五輪に出場した李は「私たちのプレーについて後悔はしていませんが、これが今の自分たちの実力であることを認識しないといけない」と危機感を示し、「今よりも強くなる必要があります」と決意を新たにした。

構成●THE DIGEST

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